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うつ病日記#5 どうなりたい?という質問が嫌いだった。


今日は、10時起床。
台風が来ると思っていたけど、来るどころか、ずっと晴天だった。


ゴルフ予定していた父が、嬉しそうに朝早く出かけて行った。

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仕事をして、休職して、そして復職を迷う今も、
ずっと付き纏うのが、この質問。


「どうありたいのか。どんな人になりたいのか。」


この質問を仕事仲間や上司にされると、
今の私は、よくわからなくなる。


この問いに対し、
ずっと、「自立がしたい」と言ってきた。


私の中の自立の意味は
「親を援助できるくらいの経済的余裕」
「誰かに頼られる、
影響を与えられるような人になること」
であった。

それから、「認められたい」
「期待に応えたい」
と思ってきた。

好きでずっとパソコンに
向かっているような私だったのに
それなのに今、私は、
今の会社でなければならない理由を
ずっと探している。

そこでしかできないことを、
ずっと探している。

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私は、自分の力だけでは、何もできない。

うつになって
実家に住んで思った。
今の仕事も、声をかけてもらったから、
できたこと。


私は生かされているんだと。

人は、1人じゃ生きていけない。
私はこの言葉をこう捉えた。

人生は誰かと助け合うものだ。
そして、少なからず
誰かに迷惑をかけるし、
誰かを傷つける。

こうなんじゃないかって
考えてたとき
ある人の言葉を聞いた。

「自分が生かされてるって気づけたら、
それが自立だよ」

たまたま観た動画の中の言葉だったから
心底驚いた。
肩の荷がストンっとおりた音がした。


だから、もういいんじゃないか。


ずっと、仕事をする上で、
「認められたい」と思ってきた。
ずっと、何かを
人から与えられる立場でいたから。

上司のため。
期待に応えるため。

傷つきたくない。
褒められたい。

そのために行動していたら

「私ってなんなんだろう」
「何がしたいんだろう」
「この商売が後ろめたい」
と思い始めてしまった。

考えすぎと言われるかもしれない。

私は一人では生きていけない。
だけど、だからこそ、
期待に応えるのではなく、
周りにビクビクして生きるのではなく、
嘘で自分を固めるんじゃなく、

自分が、自分の
本当にやりたいことを知るために、
自分で決めて、やってみたい。

はじめて、
自分で自分を許せた気がした。  

否定されたっていいや。

私の人生は誰かに定義されるもんじゃない。
そう思っている。

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