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金融リテラシーの重要性

 私のブログでは、主にサラリーマンや主婦などの方に対して資産形成に関する情報を発信しています。
 今回は、私が特に皆さんに知っていただきたい金融リテラシーの重要性についてお伝えします。


1.金融リテラシーとは

 金融リテラシーとは、経済的に自立し、より良い生活を送るために必要な「お金に関する知識や判断力」のことです。
 お金は誰もが生きていくために必要となるものであるにも関わらず、学校ではお金に関する知識を詳しく教えてくれません。一方で、大人になれば様々な場面で、金融や経済に関する詳細な情報や知識に基づいた判断力を必要とする機会が増えていきます。
 そのような機会や場面で適切に判断を行うために、金融リテラシーをしっかり学ぶことが重要なのです。

2.日本人は金融リテラシーが低い

 金融広報中央委員会が2022年に実施した金融リテラシー調査によると、OECD調査との比較で日本は24 カ国のうち第8位となっており、決して高い順位ではありません。また、日本人の中で「金融教育を受けたことがあると認識している人」の割合は、わずか7%と言われています。

3.金融リテラシーを身に着ける金融教育

 金融リテラシーを身に付けるための教育が「金融経済教育」です。金融経済教育は、私たちが社会で生きていくために必要となる金融や経済に関する基礎知識を学ぶものです。
 金融経済教育の在り方について検討を行っている金融庁の「金融経済教育研究会」では、金融経済教育について4分野・15項目の「最低限身に付けるべき金融リテラシー」を挙げています。

分野1.:家計管理
 ・適切な収支管理(赤字解消・黒字確保)を習慣にすること
分野2.:生活設計
 ・ライフプラン(人生設計)を明確にすること
分野3.:金融と経済の基礎知識と、金融商品を選ぶスキル
 ・契約をするとき、契約にかかる基本的な姿勢を習慣にすること など
分野4.:外部の知見の適切な活用
 ・金融商品を利用するにあたり、
  外部の知見を適切に活用する必要性を理解すること

政府広報オンライン『「金融リテラシー」って何?』より抜粋

最後に:金融リテラシーを学ぼう

 金融リテラシーはお金に関する重要な知識やスキルであり、金融リテラシーを高めることで、自分の財務状況を把握し、将来の目標に向けて効果的に資産運用等を行うことができます。
 金融リテラシーの高め方については、家計管理や貯蓄・投資などの資産形成を経験したり、金融商品やサービスについて学ぶことなどが考えられます。また、インターネットや書籍、セミナーなどを活用して、金融リテラシーに関心を持ったり、知識を高めていくことが望ましいでしょう。
 金融リテラシーは一朝一夕に身につくものではありませんが、日々の努力や学習によって向上させることができます。金融リテラシーを高めることで、自分のお金に対する自信や幸福感を得ることができるでしょう。

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