記憶の行方#男は顔じゃないさ
村下孝蔵さんが歌う「初恋」をラジオから流れてきて、ほほー、いい曲だと思った中学生(やな中学生だな)の頃、山下達郎さんの「ビッグウェイブ」も好きで聴いており、
レコード屋さんに顔を出して、ジャケットを見た時に
うーん……男は顔じゃない、と思った。
同級生に、この人かっこいいんだよ、と言っても、イケメンの基準が大きくズレているらしいことを実感していた。
「クリスマスイブ」がCMとタイアップされ、毎年のように聴いて3年目の冬に山下達郎さんの良さがわかる友だちが現れた。
しかし、同時に原田真二さんの「キャンディ」が入っているアルバムとキーシンのアルバムも聴いており、ついつい髪の毛くるくるパーマの頭に目が惹かれてしまうのでした。
男はつらいよ、の寅さん。たぶんイケメンではなく、立川談志も……イケメンではない気がする。
昨夜もwonkradioを聴いて笑い転げていた。
半ズボンのアヤタケさんは、今や長ズボンのアヤタケさんであり、そんなことは、気にしないで、音を聴くことにします。
だめだ、目に焼きついでしまった、昭和感のある写真。くるぶし付近の白いサブリナパンツ……だめだ、音楽性とはかけ離れた生地の広さと丈の短さ。
そうだ、音楽は音楽で単体で聴こう。
昔の写真を見返すと
ギリシャ彫刻のような顔立ちの写真が出てきた。懐かしの高校生の時の写真。好み変わらず……しかし、物言わぬ盆栽を眺めることと変わりなく、身近にいた人の顔を思い起こすと……濃いな……と思う。
「とうだいもり」という曲を唐突に思い出した。
タイトルには、何にも関係ないです。
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