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【FX】USD/JPY【株】6723-,9509含み損縮小


【前回】

【概要】

 日銀は国債買い入れ額の縮小とともに利上げを決定。
 一旦株安に振れてから上昇して引け。
 自分的には日銀の判断に対してはネガティヴな感想を持っている。
 引けにかけて日経平均は上昇したが、ここまで続いていた日銀の金融政策に対するモヤモヤがやや晴れて、はっきりしてきたことに対する反応であると思う。いわば不安材料が一旦出尽くしたという判断に基づいて上昇したと思われる。
 しかし、企業の収益に関して言えば、特に長期で巨額の融資を受けている大企業にとって利上げは間違いなく収益性を悪化させるものなので、こういうお祭り相場に浮かれるべきではない。このまま「調整」という範囲内で下げが止まれば万々歳である。

 また、何度も言うように、政策金利を上げてきたということは、変動型の住宅ローン金利は間違いなく上がる。直近で10月の金利見直しがあるので、おそらくはそこで金利は上昇してくる。
 仮に0.25%がそのまま上昇すると考えて4000万円を35年間で返済するローンなら、利息の総支払額は1.7倍以上に膨れ上がるし、日銀はまだまだ金利を上げる気満々なので、これが0.5%まで上昇すると仮定した段階で軽く2倍は超えることになる。
 賃金の持続的な上昇というが、実質賃金が現在の2倍以上にならなければ、負担は増えるということになるのだ。
 現在の企業や個人のマインドが今後35年間連続でポジティブな結果を生み続けるという想定をしているようだが、仮に想定通りにいったとしても、庶民にとっては負担が増えることは間違いない。これは変動型住宅ローンだけを見ているが、負担が増えるのはこれだけではない。所得が増えるに従って国家財政に対する国民負担率は上昇していく。現在でさえ50%である。35年後にはどのくらいまで膨らんでいくのかと考えれば、楽観的な考えは浮かばないと思う。

 ドル円は一旦下押しして円高に振れ、その後戻して、また150円台まで下落している。

 さてさて、みなさんが待ちに待った利上げ、待ちに待った円高、これが生活にどのような影響を及ぼすか。みんなの期待通り物価が下がって生活が楽になっていくのか、また賃金は来年も今年以上に上がるのか、しっかりと見届ける時が来たのである。

 今夜はもう一発アメリカでFOMCの結果発表があり、パウエル議長の発言もあるので注目。

 今日で7月も終了だが、今月は損切もあったので単月ではマイナス。
 ここから夏モードに入って取引量も減るので、8月にはあまり期待しない。
 9月の自民党総裁選から11月の米大統領選あたりが今年の山場。

【FX】

 結局昨日、夕方から20回ほどスキャルピングして、それなりの利益。
 また、今日はあまり時間がなかったが、10回ほどトレードして微益。
超短期トレードなので持ち越さずにスッキリしている。

【FXポジション】

ノーポジ

【株】

 9509北海道電力は若干上げて含み損縮小。。
 今日も業務終了後の大引け前に、6723ルネサスでスキャルピングしてみたが、今日は少しマイナス。

 現物はETFを少しだけ買い増した。

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