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半沢直樹の生き方は現実社会でも可能か?パート2

以前に、
半沢直樹の生き方は現実社会でも可能か?
と言う記事を書き、

池井戸潤さんの
日経新聞のインタビュー記事を元に、

結論、
半沢直樹のような生き方は厳しい。
見習うべきところはあるけど・・・


という意味合いの内容を書いた。

が、

池井戸潤さんの原作小説を読み、
半沢直樹のドラマを見る中で、
ちょっと自分の考えが変わったので、
修正したい。

半沢直樹のような生き方は現実社会では可能!
逆に、半沢直樹のような生き方をしないと、
世の中に淘汰されていく時代に変化している。

ただ、あえて恨みを買うようなやり方はしなくていいよね・・・

と、
半沢直樹の生き方を
現実世界においても否定から入るのではなく、
肯定から入るのが良いと思えている。

特に、証券会社編で、
最後、部下に伝えた3つの信念。

①正しい事を正しいと言える事
②組織の常識が世間と一致している事
③ひたむきで誠実に働いた者がきちんと評価される事

その当たり前のことができていない原因は、
自分の為にだけ仕事をしているから。

仕事は客の為にする。
ひいては世の中の為にする。

その大原則を忘れた時、
人は自分の為だけに仕事をするようになる。
自分の為にだけした仕事は、
内向きで卑屈で醜く歪んでくる。
そうすれば組織は腐り、世の中も腐る。

という言葉には、本当に痺れたし、

その他にも、

大事なのは感謝と恩返し、その恩返しの気持ちで仕事をする

どんな会社に居ても、どんな仕事をしていても、
自分の仕事にプライドを持って日々奮闘し、
達成感を得ている人のことを 本当の“勝ち組”


という言葉も、
真実だと思うし、
この半沢直樹が言う生き方は、
現実的にできると思う。

こうして生きている人が、
自分の周りにも数多くいる。

だから、半沢直樹の生き方は、
現実でも可能だと、
まずは肯定的に捉えたい。


何よりも半沢直樹が、
自分の出世や権力の為でなく、

お客様の為を第一に仕事をしている

という姿勢は、
可能かどうかのレベルではなく、
現実世界で誰もが行うべき仕事の姿勢
だと強く思う。

IT、SNSの発展のおかげもあり、
良質な情報が誰の手にも直で入るようになり、
悪事はどんどんバレる社会になった今、
半沢直樹の悪役のように、
自分の出世や野望の為に仕事をする人間や、
組織の都合を押し付ける会社は、
半沢直樹がいなくても、
淘汰されやすくなったと思う。

半沢直樹のように、
わざわざ倍返しと言って、
不必要に人の恨みを買う必要はないかもしれないが、

まずは世の中の原理原則に従い、
そして自身の私利私欲に負けず、
信念を持って、関わる人の為、社会の為に、
貢献しようという姿勢を貫くことは、
現実世界でも十分に可能であり、
そうすることが、
世の為、人の為、
そして最終的には自分の為になるのだと思う。

一人ひとりの心がけと行動の積み重ねが、
世の中を創っている

ということを、決して忘れずにいたい。

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