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自主制作映画のクラウドファンディングにご支援いただきました皆様へご報告⑦

「今日を眠る場所」が
JFFH(Japan Film Fest Hamburg)という映画祭にノミネートされ、
ドイツのハンブルクで上映されました!


今回は映画祭からご招待いただき、現地で参加できることに!
こんな経験は人生でなかなかないと奮い立ち、
ハンブルクまで行ってきました!

せっかくなので現地の様子をリポートさせてください!

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ノミネートされた映画の監督&製作陣のみなさま

JFFHは今年で23回目。
コロナの影響で2年ぶりの有人開催でした。
そのため例年よりも客入りは少なかったようですが、
それでも日本の映画を観るために多くのドイツの方々が来場くださり、感無量でした。

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55作品が3つの映画館で上映され,
私たちの映画は3001KINOという映画館で上映されました。
下北にあったら絶対流行ること間違いなしなクールでオシャレな映画館…!

「今日を眠る場所」の上映は平日の21:30からだったので
本当にお客さんは来てくれるのか?
しかもドイツの人が?日本人の私たちの映画に?
と正直とても不安でしたが…
結果的に、観覧くださった方々のほとんどが最後の質疑応答まで残り、
質問をしてくださった(なんなら軽く質問攻めにあった)ので、
最後はウルっときてしまいました…!

私たちの映画を見て、ドイツの人々がペットと人間のあり方について、ここまで真剣に考えて意見をくれるとは。

さらに、私にとっても学びとなったことがありました。
私調べですがドイツは、ベルリンにヨーロッパ最大級の動物保護施設のティアハイムがあり、ほとんどのペットショップではグッズ販売がメインで生体販売をしていません。
ペットはティアハイムから里親になるか、ブリーダーから直接購入します。
(今回私も実際にハンブルクのティアハイムを見学したり、ペットショップを覗いてきたので、それは別で投稿します。)

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実際に街を歩いてみても、多くの店の前には当たり前のように犬の飲み水が置いてありました。
ペット市場で動物たちが抱えるの命の問題に関して、ドイツは日本よりも何歩も先を歩んでいる。ドイツは動物に優しい、理想的な国だ。
そう思っていました。

でも観客の方々とお話をすると、
「ドイツはまだ動物を物と思っている人間も多い」
「今ドイツでは猫カフェが流行っているが、それについてどう思うか」
など私の理想のドイツをぶっ壊す話が次々と出てきました。

百聞は一見にしかずと言うけれど、見るだけでもまだ足りなくて、実際に暮らす人々と会話をしてリアルに触れることが大切なのだと気付かされました。

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日本もドイツも、まだまだもっと動物に優しくなれると確信。


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ちなみにこちらはオープニングセレモニーや授賞式があったMETROPOLIS KINO。
こちらの映画館も素敵でした!

最後になりますが、
映画祭の運営や通訳の方々が本当にお優しく、たくさん助けていただきました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
またいつかハンブルクの映画祭に参加できるように、引き続き精進します!


JFFHで上映された55作品は、以下のサイトで11週に渡りオンライン上映中です。
「今日を眠る場所」は7/21(木)-8/3(水)配信予定!

見られない場合はこちらでも見られます。
▼Youtubeはこちら

▼U-NEXTはこちら



今回ドイツは10日間の滞在で、映画祭以外にもハンブルクのティアハイムや動物園、リューベックを観光したので、また別途書こうと思います^^


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