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小学校の先生、教職大学院に行く③~お金どうするの?

こんにちは!夏が終わってようやく秋が来たーと思ったらもう寒いんですが、どこ行った秋?状態です。
先日合格通知ももらい、校長先生にも委員会に送る通知を作っていただいたり、10月になったのでぼちぼち人事に関する書類を作成することになっているのかと思います。

余談ですが、私はまだこの合格を管理職(校長、教頭)事務さん、学年主任にしか言っていません。仲のいい人たちにも3月まで黙っているつもりです。理由は、「絶対にわかっていないといけない人には伝えているから」です。それ以上はあえて言う必要はないと思うし、2月くらいから人事に関する話が本格的になる中で、あんまり余計な探りを入れられたくないなと思っているからです。

さて、この記事を書き始めてからありがたいことに少しずつイイネをいただけるようになりました。(圧倒的感謝です)

「現職の先生で教職大学院を目指す」そういった方が少なからずいることに、本当にうれしく思います(同志として)
ですが、私もそうでしたが、教職大学院を受けるにあたり、大きな壁が立ちはだかりました。
そうお金です。受験するにも通学するにもお金がかかります。
まだ受かっただけで生活しているわけではないですが、ざっと見積もった生活費うんぬんを公開します(参考になるのか?)

大学院修学休業制度はノーワークノーペイ

ぞっとした方も多いはずです。そうこの休業制度の唯一の欠点(欠点というかデメリット)は「修学中は一切の補助をもらえない」ことなんです。
だからみんな派遣制度を使いたいんです。(この場合は給与支給されます。月給分だけだと思いますが。)
つまり3月まで働いたとすると、4月分の給与と6月の期末勤勉手当(1~3月分まではもらえるはず)を最後に次年度の4月までお金が入ってきません!
だからみんな尻込みするんです。1年間給料がもらえないから。しかもあくまで休業なので、バイト等は原則できません。
いろいろ調べる中で、厚労省が出す職業訓練給付金なるものを見つけるも公務員は適用不可。また奨学金も考えましたが、これも厄介で前年度の収入が関わっていたり、これからまた借金するのはなぁ・・・と思って貯金を切り崩す方にしました。(大丈夫、お金はなんとかなる)
教育委員会の人事担当で働いた経験のある校長先生に、「この制度使って大学院行った人いますか?」と聞いたら、「自分のいた時ではいない…かな」
つまりこの制度、あるはあるけれど使うにはそれなりの資金が手元にないと難しいというわけです。

ざっとかかる金額は〇〇〇万円!

見積段階ですがざっと400万はかかります(震え)
内訳は以下の図の通りです。


ぞっとする金額ですね

私は一人暮らしで実家も遠方なので固定費を下げるのは物理的にできず、今いるアパート代や光熱費等は現状維持です。よって調整ができるのは変動費だけとなりますね。食費は削るのは難しいので、結論娯楽費を削るしかないです。本が好きなので大学の図書館を活用して本代は浮かせましょう。

あとは見落とせないのが税金関係です。
住民税は前年度の収入に対してかかるので、来年は住民税も納税します。少しでも負担を減らすべく、今年のふるさと納税は限度額MAX納めました。
あとは社会保障関係が大物!通常、給与から天引きされているため、いくらかかっているのか正直わかりづらいのです、結構引かれています。ノーワークノーペイですが、公務員の身分は引き継ぐため、この社会保障関係のお金も納めなければいけません。(育休や病休はこの社会保障の控除がありますが、大学院修学休業制度はありません。よって実費です)
大学にかかる費用、生活費、そして税金関係。これらを無収入かつ補助ゼロでやるのですから、当然安易な気持ちで「やってみよう」と思う人は少ないのが現状です。

まとめ

・大学院修学休業制度はノーワークノーペイ
・人によってさまざまだが、学費・生活費・税金関係でざっと3,400万はかかる
・よってある程度まとまったお金がないと進学はキビシイ