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私の過去

そんなこんなで男性との恋愛に前向きになれない時に出会った人がいて。かっこいいな〜と思っていたら向こうから連絡先をどこからか(今思うと怖い😱)聞いて連絡してくれて、新たな恋愛がスタート!!

同性愛のお話を彼にして、男性との恋愛に前向きになれないことを話したら
男性に守られる経験したら変わるかもね。
と言われて、そんな価値観はなかったから、経験してみたい!と思ったんだよね。
彼女がいる方だったから、彼とは終わりにして、次は絶対私だけを見てくれる人がいい!!と思い、合コンで出会いを求めた☺️

そこで1人の男性と出会い、付き合うこととなった。
付き合うことになってホテルに行き、事が進んでいくうちに、あることに気づく。

勃ってる?と。彼は真性包茎といい、勃起しても亀頭が露出しないペニスで。当時は真性包茎という名前も、そういう人がいるのだということも知らず。

見たこともないペニス、嗅いだこともない悪臭にどうすればいいか分からない状態だった。でも、避妊はしないとって。だけど、もちろんコンドームを使用できる大きさではなくて。ゴムが中に入ったままになったら?ゴムがガバガバで中に出されたら?そもそもつけれるサイズじゃない。どうしよう。そんなことを一瞬で考えた記憶はある。
実際、コンドームつける素振りもなく、挿入。挿入しても入っているかすら分からなくて。色んなことを考えて集中できず、すぐに、ごめん。もう辞めて。と言って中断。

その日は初めての経験に一睡もできかなった。

朝になってもモヤモヤが取れず「付き合うっていうの一回考え直してもいい?」と言った。

そこから友達に聞いたのかな、真性包茎を知ったんだよね!
それから2週間くらい経って、何だか吐き気と眠気が止まらなくて。生理もきてなくて。自分の身体じゃないなという感覚があったことをすごく覚えている。

妊娠しているなって自分で分かった。

彼ともうセックスしたくない。彼に会って、そういう雰囲気にもっていかれたくない。彼の全てを好きになれない。悪阻で苦しい時も彼の優しさは感じれなかったこともあり、彼との未来は考えられない。
そんな気持ちで産婦人科に行き、泣きじゃくる私に女医先生が「母親として幸せにしてあげれないんだったらおろしなさい。どうするの?お母さん。」と言われて「おろします。」と言って女医先生と2人で泣いたのを覚えている。

その時の悲しみも、痛みも、自分を責めて辛かったことも。乗り越えた今でも忘れない。

真性包茎の人との避妊は難しく、コンドームSサイズが合うなら可能かもしれない。また、亀頭を露出できないことから悪臭や炎症、性感染症を仮性包茎の人よりも引き起こしやすいよう。手術にて改善可能。

私も、当時は妊娠したら生理が止まることだけを知っている程度で妊娠しやすい時期があることも知らなかった。

その時、その知識があれば未来は変わったのではないかと思う。
でも、お陰様で命については人よりもすごく考えてきた方だと思うし、人の痛みや悲しみにも寄り添える。

だからね、性の知識って嫌らしいとかではなく、きちんと正しい情報を知るべきだと思う。特に生理がきていると妊娠できる身体であることを知る学生時代に。

私と同じような思いをしてほしくない。
10年も自分で自分を苦しめてた。今も思い返すと泣いてしまう時もある。
だから、私は伝えたい。正しい知識と、正しい楽しみ方を。

私にとっての幸せとは?を考えて2年が経つけれど、このトラウマを乗り越えたのは実は最近。このことにも、いつか触れたいと思う☺️

いつもありがとうございます♡

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