発達障害を特性に変えてくれた人

私には発達障害があり、その特性をずっと握りつぶして生きてきました。
だから、近しい人もその事実を認識し始めたのは最近のこと。

周りにひた隠しにしてきた自分でも気づかなかった私の特性。
私が生きていく上で、邪魔でしかないと無意識に感じてきた特性。
これまで、無意識に邪険にしか扱えなかった私の特性。

それを、『大切なもの』として扱ってくれた人がいます。
きっと今までにも、そういう漏れでた私の特性に好意を持ってくれた人はいた。そういう特性の破片を拾ってくれる人と私は仲良くなっていたのだけど。
それを『なぜ隠しているのか?』と尋ねてくれた人は、その人だけでした。
私の握りつぶして隠しているものが『障害になるもの』ではなく『あなたにしかない特性』と伝えてくれた唯一の人との出会いでした。

こういう出会いがあるかどうかで、発達障害といわれる『特有の発達経過や思考回路をもつ人』は人生が大きく変えられると感じる。
窓際のトットちゃんがトモエ学園に出会ったように…。


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