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好きなものを好きな時に好きなだけ。自由気ままにゆるゆると。アートと自然

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クラシックと性別

ヴァイオリンリサイタルに行った。 目をつぶって、どんな色や情景が各曲に合うか、イメージしながら聴いてたんだけど、ひとつ大発見をした。 楽器の前では演奏者の性別は…

saki
4年前
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ゴッホ

ゴッホといえば、明るい色彩や力強い筆致、生命力のイメージだったのだけど オランダにいた頃の初期の彼は「ハーグ派」という、落ち着いた土色ベースの粛々とした印象の…

saki
4年前
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1972年のガロ

池袋の移動式本屋さんで見つけて嬉しくて買った。店員さんの話によると、今ではなかなか入手しづらくなってきてるんだって。 同じくガロを発見してテンション上がってる…

saki
4年前
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絵画きょーしつ

近ごろ、日々に忙殺されて順調に脳細胞が死滅してる感じがするので、文を書いてリハビリしようと思う。 今日は絵画きょーしつ(四字熟語にすると堅くて嫌、かといってアー…

saki
4年前
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クラシックと性別

クラシックと性別

ヴァイオリンリサイタルに行った。

目をつぶって、どんな色や情景が各曲に合うか、イメージしながら聴いてたんだけど、ひとつ大発見をした。

楽器の前では演奏者の性別は消える。

たとえば
「ヴァイオリンは力強い音を、伴奏ピアノは繊細な音を奏でている。」
これだけの情報だと、演奏者の性別はわからない。
もし目隠しをされて客席に連れられたら、演奏者の性別はわからないまま。

だけど素晴らしい演奏は目を開

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ゴッホ

ゴッホ



ゴッホといえば、明るい色彩や力強い筆致、生命力のイメージだったのだけど
オランダにいた頃の初期の彼は「ハーグ派」という、落ち着いた土色ベースの粛々とした印象の絵を描く人だったことを知って、ああ紆余曲折があったんだなと思った。

画像の絵は、苦味の強いほうれん草のような、アクの強い木(まずそう)と、なぜか思い切りファンシーに振り切った空の組み合わせがアンバランスで面白かった。

今年の秋

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1972年のガロ

1972年のガロ



池袋の移動式本屋さんで見つけて嬉しくて買った。店員さんの話によると、今ではなかなか入手しづらくなってきてるんだって。

同じくガロを発見してテンション上がってるご老人に、懐かしいですねと話しかけたら、当時のデビルマンのアニメの話を教えてもらえた。

共通項があれば世代の障壁を越え、純粋に対象を共有できて楽しいと気づいた。

共通項の前では年齢も、性別も、国籍も関係なくなるのがすごく心地いい。

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絵画きょーしつ

絵画きょーしつ

近ごろ、日々に忙殺されて順調に脳細胞が死滅してる感じがするので、文を書いてリハビリしようと思う。

今日は絵画きょーしつ(四字熟語にすると堅くて嫌、かといってアートスクールというのもむず痒くて嫌なので、ひらがな。)に行ってきた。

人間は(というか自分は)放っておくと安定を求めたがるようで、気がつくと同じルートで通勤し、同じ店で同じ飲み物と食べ物を買い、同じような仲間たちと、同じような会話を繰り返

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