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hirune utatane
毎日寒くて雨が降っていたヘルシンキに
ついに夏が来た。
うちにテレビはないけれど
お隣さんがいっていたのだから間違いない。
海沿いの芝生でねころんで宿題をしたり
破れてしまったzuccaのバッグを縫ったり
しようと思って朝ごはんを食べて
外へでたけれど
やはりうたたね。
風と木陰と海とかもめの音。
みんなが水着でねそべる中で
人生を変えるくらい素晴らしかった朝ごはんや
魔法みたいにたのしかった終わらない夜のことを
昔のことを
うつらうつらと思い出した。
2008-07 -04
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