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夫婦の「価値観の違い」は最高のギフト

こんにちは。

わたしは今年でフィリピン在住10年目。暦×キャリアコーチングを通じて、心がよろこぶグローバルな生き方・働き方をお伝えしています。

自己紹介はこちら。

今日は夫婦のパートナーシップについて。「価値観」について思うことがあり、シェアできたらなと思います。

子供ができてすれ違いが増えた時期



わたしとアメリカ人の彼は、出会ってから11年、結婚してからはもうすぐ6年になります。

フィリピン留学中に出会い、留学終了後は遠距離恋愛。私が会社を辞めて、彼のいるフィリピンに移住をしたのが2016年、それからずっと一緒に住んでいます。

私たちは日本人とアメリカ人なので、もちろん育った環境が違って、違うところはたくさんあります。

例えば、彼は日本人だったら絶対にやらないことを普通にやります。感情を言葉や行動にすぐ表すので、付き合いたての頃は本当にびっくりすることばかりでした。

それでもお互いなぜか惹かれて、1度は別れたこともありましたが、離れられずに一緒に過ごしてきました。

結婚して1人目の子供が生まれてから、お金のこと、子育てのこと、学校のこと、仕事のこと、いろんな変化があり、少しずつ関係性がギクシャクしていきました。

私は子育てと仕事の両立で精一杯で、2人でゆっくりと話す時間もどんどん減っていったのがこの時期です。

お互いの価値観について文句を言い合うことも増え、私は「一緒にいない方が楽かも」と思った事は何度かありました。彼の方もそう思ったことがあったんじゃないかと思います。

お互いを傷つけ合うシビアな相性


国の違いを抜きにしても、わたしと彼の相性は「シビアな相性」というのは明確。

なぜなら、私たちは暦から読み取とると「冲」という関係性。これは、お互いを傷つけて、壊しあうことになりかねない相性なんです。

相手から言われたくないことをずばり言われたり、逆に言ってしまったりして、炎上しやすいんです(まさに私たち!)

この「冲」の関係性は、わたしの両親も持っていました。そのせいか、私が物心ついた頃から、両親は喧嘩が絶えませんでした。「自分は将来、こんな風にならない!」と心の底から思ったことを覚えています。

この相性を知ったのは、私が暦を学び始めた時なので、つい昨年のことです。

初めは「悪い相性」というレッテルに動揺しましたが、その後、心がホッとしたのを覚えています。今まで「外国人の彼だから」と思い込んで諦めていたのですが、暦からもそう言われているんだ、と。

自分をブレイクして変えてくれる存在


「冲」という関係性はシビアとお伝えしましたが、それでもなぜか惹かれあってしまうのがこの関係性。

見たくないものを突きつけられる相性は、逆を言うと、新たな自分に出会うチャンスでもあります。

自分では壊せない殻を、彼と一緒なら壊して前進できる。お互いを刺激し合って、ブレイクスルーを起こせる関係性なんです。

私たちの場合、彼はいつもストレートで一極集中。いつも何が大切なのか本質を見極めて、そこに一直線に進んでいける才能があります。逆に、幾つものことを同時にこなすのは苦手なので、育児や家事をするのは苦手です。

私は、マルチタスクが彼よりもできて、育児家事は割とすんなりこなします。でも、あちこち意識が向きがちなので、ミスをしやすかったり、余計なことに心配をして彼をイライラさせることも。

この違いって、実はギフトなんですよね。

お互いが「なんでできないんだ!」「なんでこうなんだ!」と思ってしまったらそれで終わり。そこで学び合って、チームとして何ができるのかを一緒に考えられたら、素晴らしいパートナーシップが築けます。

きっと私の両親は、ここに気がつけなかったんだなと今なら分かります。父はすでに亡くなってしまったので、もう改善したくてもできませんが、心の中で未熟だった父と母を許してあげたいと思います。

パートナーシップは根気よく対話することで改善する


私たち夫婦のパートナーシップは、ここ半年ほどで劇的によくなったと実感しています。

私が「違い」というギフトに気付けたことが改善のきっかけです。そして、そこから根気よく対話することを心がけてきました。

子供が2人もいると、なかなか夫婦の時間は作れません。

それでも、ベビーシッターにお願いして子供を見ていてもらいながら一緒にランチに行ったり、夜遅くまで仕事をする彼を待って、夜一緒に過ごしたり。

一緒の時間を過ごすときは、自分の不安に思っていること、これからやりたいことなど、素直に話すようにしました。正直になりすぎて彼を怒らせることもありますが、その後に必ずよい気づきがあります。

つい先日、彼から「もっとチームでやっていこう」と提案してもらい、彼の英語コンサルビジネスを一緒に育てていこうと言う話も始めました。これは私たち夫婦の中では大きな変化!



結局、何が言いたいかというと、自分たち次第でいくらでもよい関係性を気づいていけると言うことです。

私もまだまだ未熟ですが、結婚5年目でこれに気づけたことは大きな財産です。

あなたも夫婦関係に悩んでいるなら、まずはお互いの違いがギフトだということを知って欲しいです。


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