ブリ大根
今年は例年にない極寒の冬で、
そのおかげで「大根」が高い!
大根って…あれ?普通いくらくらいだっけ?
1本400円とかしたっけ??
普段、料理をしない=スーパーに買い物も週イチ行くか行かないかレベルの私は、
モノの相場がわからなくなってしまいました。
でも、どーーーしても「ブリ大根」を実験したくなっちゃったんです。
ブリはブリでも、鰤じゃないです。
サカナじゃなくてチーズです🧀
実験したいと思ったきっかけは、毎月ワインセミナーでお世話になってるお蕎麦屋さん。
お蕎麦屋さんの2階をセミナー会場としてお借りしているのですが、お世話になりっぱなしなので、時々ランチにお蕎麦を食べに行かせてもらっています。
そこで食べたブリーチーズ乗せ卵とじうどん。
卵とじうどんの上に、薄くスライスされたブリーチーズとチキンのトマト煮込みがのってます。お蕎麦もあったけど、うどんの方が合うかと思って。
意外にも、出汁とチーズが相性よくって!
黒胡椒がアクセントになって、すごく美味しかったんです。
で、根菜の煮物にチーズ乗せても美味しいんじゃないかと閃いたわけ。
ほら、煮物ってどうしても一食分作るわけにはいかないメニューでしょ。
何日も同じ味を食べるのも飽きるから、アレンジメニューがあったら楽しいかと。
お野菜は何でもよかったんだけど、
天からくだらない閃きが降りて着ちゃって。
「ブリ大根」。
きゃっはっはっは!
もう、大根にブリーチーズのせることしか頭にない状態です。
しかし!
作り始めて初めて気付く…
「ほんだし」がない(汗)
普段、いかに料理しないか、丸わかりですね。
(言い訳→アゴ出汁はあるんです。でも、この煮物は鰹出汁で作りたかったのです。普段鰹出汁を使わないもので、鰹節もない、ほんだしもない…)
仕方がないので洋風味付けにしました。
焼き大根のスープ煮。
焦げ目をつけた大根をコンソメで煮たものにブリーチーズとスプラウトをのせてみました。
熟成しすぎて出てきたアンモニア臭がいいアクセントになって、
めっちゃ、めっちゃ美味しかった❤️
チーズのコクもいいカンジです^ ^
ワインと合わせようと思って買ったけど、残りが冷蔵庫に鎮座しているブリーがありましたら、ぜひお試しあれ♪
🧀今日のチーズ
Brie de Meaux
パリ近郊で造られ、長い歴史のある白カビタイプのAOPチーズ。
その歴史は、かの有名なカマンベールよりも長い。それもそのはず、カマンベールはブリーをお手本に造られたのですから。
最初は真っ白でマットなカビが表面にキレイに生えてますが、熟成が進むと、ところどころ褐色してきます。
風味も、程よい塩味とまろやかなミルクの味わいが上品で、1815年のウィーン会議で「チーズの王」と認定されたほど。
熟成が進むと塩味も強くなり、白カビ特有のアンモニア臭が出てくるが、私はこうなってから食べるのがお気に入り♪
🌸今日のレシピ
こちらをご覧ください
https://park.ajinomoto.co.jp/sp/recipe/card/703495
お塩は控えめに。チーズの塩味でカバーできます。
大根をお皿に盛りつけたら、できる限り薄めに切ったブリ・ド・モーを大根の上に乗せ、スープをかける。
大根とスープの熱でいい感じに融けてくれます^ ^
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