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「教えるの語源は「愛しむ」」花屋の向こう側

教えるの語源は「愛しむ」。誰にも得手不手がある、絶対に人を見捨てるようなことをしてはいけない。
吉田松陰

数ある松陰先生の言葉の中でも、とりわけ好きな言葉です。

ここでは、愛惜しむ心を持ち続けること。それが教えるの原義だといっています。「愛惜」には「名残惜しい」という意味がありますが、決して過ぎたことを「悔やむ」という意味ではありません。

名残惜しいとは「心残り」のこと。心に残っていることを、いつまでも「愛して大切にする」ということです。

歳を重ね、今まで以上に教育について、考えさせられる場面が多くなったように思います。そこであらためて、この言葉を頭の中に巡らせました。

教えるとは、必ずしも与えるばかりではなく、寄り添う心のこととも言えるだろう。学ぶとは、教える側に愛惜があってこその学びであり、それは学校でも職場でも、同じことが言えるだろう。

なんて考えながら、そう言いながらも、どうだろう、違うかな、どうだろうと、いつまでも自問自答し思索する、内省深めるこの頃です。今日もいちりんあなたにどうぞ。

自分の価値観で人を責めない。
一つの失敗で全て否定しない。
長所を見て短所を見ない。
心を見て結果を見ない。
そうすれば人は必ず集まってくる。
吉田松陰

オウバイ 花言葉「恩恵」

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