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「私は私のままで生きることにした」を読んで。

最近、育児と仕事の両立のリズムが整いつつあり、夜にすこーし時間の余裕が出てきました。
でも、テレビを見ながらぼーっとすることが多く、少し生産性のあることをしたいなと思って近くの図書館で娘の絵本を借りるついでに自分向けにも本を借りました。(久々!)

そもそも、読書は苦手な方なので、本当に気の向いた、興味のあるものしか手に取らないのですが…。

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その興味のあるもの、というと、私の場合はエッセイ本が多いです。以前、子育てエッセイのことについて投稿した際にも書いたのですが、誰かの体験談を読むことが好きみたい。

今回はエッセイとは言えないのかな、とおもうけど、著者の自己体験から世の中にメッセージを発信するタイプの本を手に取ってみました。

「私は私のままで生きることにした」
という韓国の方が書いた本。
なんとなく見たことある表紙だな〜と思ってたら、韓国の某スーパー有名なアイドルがSNSで 発信したことをきっかけに、かなりベストセラーになったものみたい。やっぱり有名作だったのね。

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内容はタイトルの通り、社会の中で、人との関わり合いの中で、自分との向き合い方の中で、周りに左右されず自分らしく生きて幸せな人生を送るにはどういうマインドが大切か、ということを、著者の体験や社会の仕組みを例に取り書かれているもの。

こういうメッセージ性の強い本は、結構好き嫌いや、刺さる•刺さらないがあるものだと思う。
実際私も、結構うがったものの見方をするタイプなので(笑)、「まぁこれは人によるよね〜」とか、「こう書いてるけど実際どうしたらいいわけ?」とか、心の中で文句を言っちゃうことが多い。

でも、一節すごーーく刺さった章があって、
それは、
『起きてもない未来のことを過度に心配して毎日を不幸に生きるべきでない』
的なことが書いてある箇所。
(実際はもっと違う言葉で表現してあります)

私、結構過度な心配性で、割とマイナス思考で物事を捉えることが多いのですが、
そんな私の心持ちを代弁するかのようなことが書かれてて結構刺さりました。
刺さったというか、「あ、自分、こうだな…」と気付かされたというか。

何かが起きた時に、まず最悪の事態を想定しておけば、結果そこまでの出来事が起きなかったときに安心できる、という思考。
結構やりがちだけど、やめようね、というものです。
例えば、
ちょっとひどい咳が出る→肺の病かも…
と、すぐに最悪のケースに結びつけること。
それは、言ってみれば、戦争が起きるかもしれないと思って日々を防空壕で過ごすことと同じこと。不毛な人生である。
的なことが書いてありました。

確かに、最悪の事態を想定するとそれだけ気持ちが暗くなりますからね…。
ある程度の心配は必要なことだと思いつつ、なんでも極端に考えるのは、確かにやめないといけないよなぁ…と改めて考えさせられました。

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こういう気づきが一つでもあると、本を読むことって大事だなーと思います。無駄な時間じゃないなと。

なかなか、本を読むことは苦手ではありますが、興味のある範囲から少しずつ手に取って、自分なりの気づきを得ていきたいなーと思いました。

さきこ

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