見出し画像

20代では学んでこなかったのか?

最近なにかと勉強したい欲が溢れているが、ぼくの10代・20代のころは、なにも学ばず呑気に学生や演劇をやっていたかといえば、大きな間違いである。

学んでいた項目がそれぞれ違う。
10代は労働を。
20代は組織と熱量を。
30代はお金と老後を。

学べ学べと言われるが、学校で教わった学びはさほど今の人生に影響はない。

学生や夢を追いかける人へ、学ぼうと思えば無限に学べるということを、ここで書いていきたい。

10代の労働

ぼくの家は、県内で初めてのコンビニを営業していて、バブルの時は漫画みたいな札束を財布にいれて出歩く父親の横にいた、ぼっちゃんでした。
しかし、我が家は手伝いという労働があって、ぼくは小4から店でアルバイトをしていた。時給は250円スターとかな?品だしと掃除をメインにやっていた。学校が終わってから、2時間3時間程度。
高校生のころ、深夜1時にお客さんから初めてクレームを受ける。態度が気に入らないという、よくあるクレーム。はじめて受けたクレームは、それはそれはショックがでかくて、泣きそうになったことを覚えている。ただ、そのクレームのお陰で、自分のサービス業に対する考え方が見直された。
相手が気持ちの良いサービルは、どうやって表現したら伝わるのか。人によって捉え方が違うが、相手が求めるサービスを提供できるかなど、クレームをもう一度起こさないためには、自分がなにが出きるかを高校生のぼくは考えた。

20代はブラック

上京してからは、実家のありがたさが良く分かる。独り暮らしをしたことの無い人は、絶対独り暮らしをしなさい。両親のありがたさや気持ちが良き分かる。
自分の生活と、演劇活動で借金は膨れて、働いても働いてもギリギリな生活が10年続いた。睡眠不足しかなかったなー。ただ、いろんなブラックを体験した。イベント会社で3日間寝ずに荷捌き場でトラック誘導したり、朝6時から21時まで週6で働いたり、朝9時から22時まで演劇したり、辛かったし、楽しかった。肉体よりも精神が鍛えられたし、様々なリスクに対応できる体験ができた。

30代が終わろうとしている

そういえば、30代が一番内容がないかもしれない。33歳までは殺陣サンプラーとして活動していたが、やめてからは普通のサラリーマンである。とにかく普通のサラリーマンが精神的に一番キツかった。まわりは夢を追いかけているのに、ぼくは止まってしまった。これで本当に良いのか?と自問自答の日々が長かった。
家族の為という逃げ道ではないのか?
安定というつまらない道ではないのか?

ここ最近までずっとこんなことを考えていた。
しかし、ぼくは知らないことを知りたい欲が昔からあったことを思い出した。そして気付いた。
ここで立ち止まっている場合ではない。
安定してる今だからこそ、不安定なことをしていこう。
そう決めたのが年始。

今は、学ぶ項目を絞り、毎日勉強しています。これが正解かは分かりませんが、今の環境であれば失敗してもノーダメージ。むしろこんなチャンスはない。

今を活かして、未来をつくる時期がきました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?