【5ヶ月】港区で「防災防犯」について考えてみた
また見つけてきたシリーズとして、去年細々と参加していた「みなとタウンフォーラム」が3月に終わったので備忘録を残します。
みなとタウンフォーラムとは?
港区が策定している「港区基本計画(令和3年度~令和8年度)」の改定の際に市民の声を盛り込むべく区民や在勤者、在学者で構成されるグループ会議です。 (参加者80名ほど、9グループ)
テーマごとにグループに分かれて議論をして、最終的に区長へ提言を提出するところまでがセットでした。
https://www.city.minato.tokyo.jp/kikaku/kuse/shisaku/kihonkoso/town-forum/8th-townforum.html
参加のきっかけ
当時一人暮らしかつリモートをしていたので何か面白いつながりを求めていました。
その中で「ビジネス」や「飲食店」、なんなら「オフィス」「タワマン」みたいなイメージが強い港区で、逆に「地元」「地域」みたいな別軸があったら面白いなと思った時に見つけたのがきっかけです。
あと自分が人と人を繋ぐマッチングサービス会社で仕事をしていたのもあって、地域や行政に興味がある人との融合ができないかなあという裏目的もちょっとありました。(実際同じようなことを考えている方もいらした👀)
港区は数字的にも単身や賃貸世帯が多く、住む人の入れ替えがかなり激しい街。
その中で在住歴○十年で地域に貢献してきた方や、地元は別だけれど港区から今後本格的に引っ越す予定がない方も多く集まり活発な議論となりました。
私は一市民、単身賃貸世帯の声といったところでしょうか。
もちろん上記のような「地元」の方も多かったのですが、意外にも世代や性別、バックグラウンドはかなりバラバラでした。
活動内容
分科会に分かれて月に2回ほど区役所でディスカッションをしました。
(平日19時以降・オンライン可)
各分科会の市民メンバーは8名ほどですが、区役所職員やファシリーテーターなどが同数くらいいる空間で白熱した議論が行われました。
まずは区役所職員から行政の現状や課題について毎回データに基づいた話があり、そこからファシリテーターを中心に議題に沿って進みます。
アジェンダはありつつも
「行政はここをどう思っているんですかね?」
「行政がきちんとやっていることはわかったのですがこれはちょっと、、」
「自分の体験ではここがこうで、、」
などなどなど毎回かなりカオス笑
ただメンバー、行政共に「住む街を良くしたい」「協力していきたい」という姿勢は同じ。そもそも住む街のことなんてなかなか普段考えていない中で、街への思いや活動を聞いたりメンバーの皆さんと飲んだりができたのは熱かったです🔥
実際の内容は報告書があるので割愛しますが、「防災無線がタワマンだと聞こえない」小話がなるほどとなりました笑
地域としての特色はありつつも、日々生活している人や働いている人がいて、「街としての情報発信」や「行政とさまざまな市民の協働方法」が課題になるところは普遍的で、何処も同じなのだなあと参加してみて思いました。
今後
現在、自分は在住者でもなく、リモート勤務なので区との繋がりはなくなっており一旦ここで関わりを終了します。
分科会では行政や市民同士の継続的な繋がり構築についてたくさん議論されたので、PJとして継続することもあるのだろうなと思います。
ふわっと参加していた分、ふわっとした結果となりましたが、大学時代に文化人類学を研究していたことを思い出しました。基本は住んでみることとよく話を聞くこと。
今のところ地域コミュニティへの興味はそこまでないのですが、またどこかで繋がりそうです。
今後も住むところでの地域活動は細々と見つけていきます!以上!
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