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インナーチャイルドセラピストが書く感情日記です。インナーチャイルドセラピーは、感情にフォーカスして行います。感情日記とは、その日の感情を揺れを記録したものです。

3月30日(月)
映画『ハーレイクインの華麗なる覚醒』を観る。女の自立の映画。今観れて良かった。勇気をもらえた。

3月31日(火)
本当の私
あの場所で働いていた私は猫をかぶっていたと思う。
地声よりほんの少し高い声で電話に出る。
怒りが湧いてもぐっとこらえて、笑顔で後輩のミスを注意する。
自慢話をうんうんと聞いてあげる。
つまらないジョークに笑ってあげる。
理不尽なクレーマーを上手にいなす。
他人が散らかしたはさみや鉛筆を片付けてあげる。
賛同できない提案に、黙って従う。
私は本当にそうしたかったんだろうか?
そんなわけがない。
もう、やらない。

4月1日(水)
自分で思っている以上に疲れているようで、ゆっくり寝て、だらだらして過ごす。
通帳の残高を見て、9年間、週5日フルタイムで働いてきた私が、今退職した私を支えてくれているのだと感じた。過去の私に感謝の気持ちをたっぷり贈る。

4月2日(木)
仲間はずれの記憶が蘇ってくる。私は集団の中でいろいろやるのは得意じゃなくて、どちらかというと1対1の付き合いが好き。
幼稚園の頃、全く友達ができなくてひとりでずっといたことがある。たぶん1年間はそうだった。(記憶違いかもしれないけど、私の記憶ではそう。)
楽しそうにみんなでわいわいしてる人達を見ると羨ましい気持ちになる。私もみんなと仲良くしたい。わいわいやりたい。でも、それができない。なぜ?私がそこに入った時、空気を変えてしまうんじゃないかとか、私は誰にも好かれないという思い込みがまだある。嫌われるの怖い。ここのケアをまだまだやらなきゃな。

4月3日(金)
国民年金の手続きに行く。が、必要な書類がなくて出直しに。こういうこと昔もあって、免許センター(すごく遠い)に行ったのにちょうど休みで、出直したことがある。「ちゃんと調べてから行けよ」と親に怒られたっけ。

「全ては自己責任」という考え方に傷ついている自分がいる気がする。自分で決めたんでしょう、自分の調べ方が甘かったんでしょう、だったら失敗しても我慢しなさい、と。

何か失敗したとする。それで落ち込んで、ふてくされて、機嫌が悪くなる。人に当たったり、嫌な態度をとったりする。するとお母さんが怒る。父も怒る。なんだその態度はと。失敗したんだから、落ち込ませてくれよと思う。間違えたんだから、落ち込んでるんだから、慰めてくれたらいいのに。私は家庭の中で落ち込むことも、怒りを出すことも、不機嫌になることも許されなかった。

妹はすごくわがままで、しょっちゅう不機嫌そうにだだをこねていた。母や父はそれを許すのに、私が同じことをすると許さなかった。妹はどんなに態度が悪くても愛されるのに、私は少しでも悪い振る舞いをすると途端に怒られた。悲しくて悔しくてたまらなかった。思い出すだけで泣けてくる。

怒りを出すのが苦手な私の原点はここにあるんだろうな。不機嫌や怒りや、悪い感情を出すことを許されなかったから。もう安心して出していいんだよ、と、インチャに言う。

昨日からはじまったアニメ「かくしごと」の録画を観て、朝から泣いた。本当に綺麗なアニメーションで心洗われる。ギャグだけど。父と娘の話。

私は父性にものすごく飢えていると感じた。父親の愛。一家の大黒柱と呼ばれるように、どっしりとして頼もしい、いざというときは雨からも風からも守ってくれるような、心から安心して頼れる父性を、感じたことがほとんどない。餓えていると言っていいと感じる。

父とふたり、すこやかな日常を送る姫ちゃんが、羨ましく愛おしくて仕方がなくなんてことないシーンで泣けて仕方がなかった。まぁ、ギャクアニメなんだけども。

「自分をいかして生きる」読了。とても面白かった。働くこととは何か、自分と自分自身がつながって、話し合いをしながら、今この瞬間やりたいことをする。それを毎瞬毎瞬積み重ねていくこと。とても共感した。そういう風に生きて働いている人のインタビューを読めたのも良かった。

4月4日(土)
朝方に夢を見る。
私は学生で、私は何もしていないのに、友達が悪いことをしたせいで巻き添えを食い、その場にいた全員が補導されてしまう。私はたまたまそこに居合わせただけなのに一緒にされることに我慢がならなくて、怒り爆発させた。壁を殴り、大声を上げ、警察官(なぜかアナウンサーの安住紳一郎さんだった。)を殴り、暴れまわった。怒り発散の夢。

4月5日(日)
「願い事を叶えるために今できることはなに?」というテーマでカードを引いたら、白紙のカードを引いてしまった。引く前に抜いとかなきゃならないやつなんじゃないか、これ。でも、「もう準備は万端整っているから何もしなくても願いは叶うよ」という意味にも受け取れるので、そのまま受け取ることにする。

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