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不安で不安でどうしようもない時

産後ケア施設のトリートメントルームは、涙するお客様は珍しくない。

特に1ヶ月検診までの間は、お母さんのホルモンバランスの変化がすごいらしくて、感情はジェットコースター。
普段なら気にも留めないことを、ずーーーーっと気にしてしまったり、悲しくなってしまったりする。
全くそんなことはない、スーパーお母さんもいるけど、大小程度はあれ、多くの人がそうらしい。

話を聞いてると、決まって出てくるワードがあって、

「あ、よかった、私だけかと思ってた。私だけじゃないんだ、私がダメなのかと思ってた、私が母親出来てないのかと思ってた。」

こんな言葉たち。

何回か書いてる気はするのですが、自分のためにもリマインド。

人間は不安でいっぱいの時、
なんで私だけ?
って、脳のミーセンターという所がとても活発になります。
要は、自分自分自分自分!!という状態。

これはホルモンのせいであり、脳のはたらきでもあるから、私たちそのものが否定されている(気がするだけなんだけど)わけではないってことが、まず一つ覚えておきたい。

そして、ミーセンターを鎮めるために何をしたらいいか?
それは、他人のために祈ること。
は?こんな時に聖母みたいなこと言うなし、って思うね、私も思う。笑

でも、意識が自分以外に向くことって、こういう時にとても大切なんです。

自分に集中して、内観して、見つめて、なとなどミーファーストやセルフラブの時代になっているので、また話がややこしいんだけど、あまりに不安で苦しい時は、自分のことから離れるのが吉。
それもセルフラブの表現方法ということ。

逃げてばっかりもダメ、現実見てばっかりもキツイ、どちらもバランスが難しくて正解もない。
わけわかんなくなったら、やっぱり第三者に話を聞いてもらうのはアリですね。

今はこういう時期で、こういう気持ちになりやすくて、って、正しい現在地を知るだけで、だいぶ視界が良好になるのでは?と思います。

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