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美容系サロンでの雑談は本当に必要なのか 2020.3.14

ネイルサロンは体験としてのコスパが悪い、というのをつくづく思っていて以前のnoteにもぐちぐち書いたことがある。

わたしにとっての行動のモチベーションは

行動そのもののエンタメ性×所要時間×効果×持続時間 = モチベーション

という形で成り立っており、ネイルサロンに行くというのは以下の点で総合的に満足度よりもコスト感のほうが高くなってしまっていた。

① 施術に2時間ほどかかり、その間手が動かせずほぼ何もできない。
② 知らない人とのその場限りの会話が苦痛。
③ 1回のもちは1ヶ月程度なので、上記を毎月繰り返さなければならない。

つまりは、よく知らん人と喋るくらいしかやることがない2時間を月1回過ごすことにどうしても耐えられないのだ。

もちろんわたしだってネイル自体はやりたい。かわいい爪にしたい。そう言うと「サロンが嫌ならじゃあセルフネイルにすればいいじゃん」と思われるかもしれないが、それはそれでめんどくさいし綺麗にできないし、そもそもネイルを塗るという作業そのものがわたしはそこまで好きではないのでやりたくないのだ。

ネイルサロンについては、そんな屁理屈をこねて数回行っては行かなくなり……を繰り返していたんだけど、今日ついにコスパ厨としての解決策を見つけた。

それは、ネイルとまつエクの同時施術!!これだ!!!

同時施術なら、

① 1回2時間で2つの施術をぜんぶしてくれるから効率的
② 目を閉じてるので最低限の会話のみでも気まずくない
③ 寝れる

と、まずは最大のハードルである「よく知らない店員さんとの長時間の雑談」をパスできる上にまつげまでフサフサになる。もちは同様に1ヶ月程度だが、まつエクが追加されたことによってメイクも時短になるし総合的にCPが高まる。どうして今まで思いつかなかったのか。これからしばらくは、爪が伸びてくるたびに憂鬱な気持ちにならないで済みそうだ。

美容系のサロンでの身体のメンテ、行ったら行ったでやった感があって満足度が高いし整っていない状態が続くと自分のテンションが下がるので、なるべく手入れし続けたいと思ってはいるのだけれど、なんか全体的にコスト高めだよね。金額という意味ではそういった技術職の人にちゃんと正統な報酬を払いたいのである程度かかってもいいのだけど、さすがに毎回のコミュニケーションコストが高すぎる気がしている。

基本的にそういったメンテサービスは技術そのものや自分の身体に与える結果に対してお金を払っていて、わたしはそこにコミュニケーションは求めていないんだよね。って書くと冷たい人間みたいだな。でもどうしても苦手なんだから仕方がない。そこに使うコミュニケーションリソースは残念ながらわたしにはないんだ。申し訳ないけどその場限りで出会った人にはまったく興味がないし、自分の話を聞いてほしいともまったく思わない。というか聞かないでほしい。仕事とかプライベートとか、たまたま選んだ店で会っただけで今後関係性を築くわけでもない他人に突然立ち入ってこられるのがいやだ、とすら思っている。でもそういう感覚はちょっと人間としての欠陥という感じもするな。

誰もがいろんな人と楽しく会話し続けたいわけじゃない、と思うんだけど、それっておかしいのかなぁ。雑談って、そんなに必要?

たのしいものを作ります