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身体を使って願いと繋がるワークショップ(β版)の2回目を開催しました!

こんにちは。
パーソナルコーチをしている樋口咲恵です。
普段はオンラインでのコーチングやワークショップを提供しています。

このnoteは、NVCの考え方をベースにした『身体を使って願いと繋がるワークショップ』に頂いた感想を掲載しています。

第一回の開催記録はコチラ🌟

こんなワークショップでした

4月に開催したこのワークショップ。4名の参加者のみなさんと一緒にご一緒しました。

対面ワークショップの醍醐味!

まずはPoints of You®を使ってチェックイン。

カラフルなカードたち!今の気持ちを1枚選んでチェックイン

このワークショップはNVC(Nonviolent Communication=非暴力コミュニケーション)を身体を使って体験することを意図しています。
NVCに馴染みがある方から、使ってみるのは初めて!という方までいらっしゃいましたが、まずは体験してみよう!の精神で、ワークから始めました。

最近、感情が波立った出来事を思い出しながら、「観察=事実」、「感情」、「ニーズ」、「リクエスト」を行ったり来たりして、感情や感覚を確かめていきます。

NVCダンスフロアのカードの一部。歩きながらNVCを体感してみます。

全員でワークをして感想をシェアしたあとは、希望者の個人ワーク。
どなたかとの関係性の中で感情が波立つ出来事を扱います。
私がファシリテーターとしてご一緒させていただき、扱う相手の代理となる方は参加者の方に入ってもらい、ワークを進めていきます。
どんな体験になったのかは、最後に掲載する「参加者のみなさまからの声」を見てみてくださいね!😊

個人ワークのダンスフロア💃

NVCダンスフロアとは?

NVC(Nonviolent Communication=非暴力コミュニケーション)は、1970年代にアメリカの臨床心理学者マーシャル・B・ローゼンバーグ博士によって体系化され提唱された、自分の内と外に平和をつくるプロセスです。

コミュニケーション手法ですが、その背景にあるのは、自分のいのちにあるものと相手のいのちにあるものの両方に耳を傾けて、そして両方を満たそうとする創造的なプロセスです。

感情は身体感覚と密接に関係しているため、身体を使って自分の感情と繋がるためのツールとして『NVCダンスフロア』があるんです。
こちらの動画を覗いてもらうとイメージが湧くかも…!

参加者のみなさまからの声

ーー今回のワークショップはあなたにとってどんな時間や体験になりましたか?
素晴らしい時間でした!! 
はじめましての方と、こんなにも豊かな時間が過ごせるなんて!という感動がありました。
みんなにありがとうの気持ちでいっぱいです。
身体を使うことや、相手役を置くことで、一人でNVCを実践していたときには見えなかった発見がたくさんありました
そして、やっぱりNVCは平和のメソッドだなと思いました。
人と人が共にいるための手法だなっと実感しました。

ーーこのワークショップを通して、ご自分の感情や願いについて気づいたことはありますか?
私は人と温かい繋がりを築いて関わり合いたいんだな
誰とでも繋がれると信じているんだな
人と繋がることで平和な世界を広げていきたいんだな

ーーこのワークショップはどのような方におすすめですか?
NVCを体験したい方
誰かとのかかわり方に悩んでいる方
人とつながる方法を広げたい方
平和な世界を創ることに興味がある方

参加者:ほしこさん

ーー今回のワークショップはあなたにとってどんな時間や体験になりましたか?
①自己開示への恐れへの気づき
自己開示する場面はこれまでも多くありましたが、いかに自分が自分を誤魔化していたかということがわかりました。身体が表現していることはごまかせていなかったことに他の参加者からのフィードバックによって気づいたからです。
そして、その誤魔化しは自分がちっぽけな存在だと思われたらどうしようという不安からだろうと思います。
対面で身体を使うということは、自分という存在そのもので表現することになり、それは自分の意思の有無を問いません。つまり、誤魔化しきれないものがそこにはあり、それが自己開示の恐れ、自分に対する不安だったのだろうと思います。

②体験による未知の自分との遭遇
①とも重なりますが、存在そのものは気づいているけれども認知していない自分、あるいは全く気づいていない自分がいることを感じ取った時間でした。
頭を使った思考だけでは辿り付かないような思考と、身体を動かしてみることによる身体感覚の変化がそれをもたらしたのだと思います。

③観察することの難しさ
最初の「つながる」ワークでは、事実をありのままに見るということがいかにできていなかったかということを痛感しました。私は感情やニーズ(ごまかされている可能性もある)に突き動かされており、それは現実の捉え方にも大きく影響しているようでした。
例えば、「今自分は非常に苦しく悲しい。そしてどこか自分に対して怒っている」という感情があった際には、今の自分の現状を「(自分のタスク)ができていない、(周りからの働きかけ)がされていない」という自分基準の評価で捉えていたのです。実際に起こっている事実、現実とは違ったことに驚きがありました。

①②③を改めて踏まえると、「自分とつながる」ということは「自分のすべてを使う」ということが必要だと感じております。

ーーこのワークショップを通して、ご自分の感情や願いについて気づいたことはありますか?
他者との関係性をより良くするための自己基盤の整え方を確立したい、という願いがあることに気がつきました。そのためには、初めの「つながる」ワークが鍵になるだろうと思います。自分とつながることで他者とつながること、他者とつながることで自分とつながることの両方があると思いました。

ーーこのワークショップはどのような方におすすめですか?
・内省には慣れているが、どこか行き詰まりを覚えている方
・自分の隠されたニーズ(願い、欲求)を知りたい方
・他者との関係性のあり方、作り方に悩んでいる方
・自分と相手の双方の居心地が良くなる関係性を体験したい方

参加者:FTさん

ーー今回のワークショップはあなたにとってどんな時間や体験になりましたか?
私は恥ずかしいという気持ちがすごくあるんだなと思った。初めてこの感情を感じようと思って感じた気がする。でもこの恥ずかしさを通して自分に純粋、本物であるというニーズがあることに気づいた。そしてこの自分で生きていきたいんだなと思った。(このワークショップに参加してから余韻がすごくて、今日言語化できた。)そして相手に対して自分の内側を表現したり、受け取ったりする体験ができて面白かった。こんな風に色んな人と会話ができるといいなって思った。すごく可能性のある会話だった。

ーーこのワークショップを通して、ご自分の感情や願いについて気づいたことはありますか?
自分にとって感じたくない感情であっても、その感情を通して大切な願いに気づくんだと確信が持てると、本当に何があってもいいって思うようになる。その体験ができるのはいのちにとって本当にうれしいことだよね。

ーーこのワークショップはどのような方におすすめですか?
コーチ
自分の源とつながって、表現したい人
自分を表現しながら人と分かりあいたい人
誰かとのコミュニケーションで苦戦している人
反応的になってしまう自分が本当は何を大事にしたいか知りたい人
頭で考えることに限界を感じている人
論理的に考えても解決しないことがある人
感情?なにそれ?って人

参加者:めいさん

ご参加のみなさま、本当に本当に、ありがとうございました!

一緒に場を作ってくれてありがとう!

7月にワークショップを開催します

ここまでご紹介してきたNVCダンスフロアを使ったワークショップ、7月に開催します。
詳しくはこちらのご案内ページをチェックしてください。

ここまで関心を持って読んでくださったあなたと、今度は一緒に時間を過ごせることを心待ちにしています!


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