【デジタル】と【アナログ】
幼少期、仲良くなった友達は
何故だか引っ越ししてしまう事が多かった私は
決まってする事があった
お別れの日に沢山時間をかけて手紙を書くという事
今となっては殆どの人口がケータイを持つ時代となり、
お別れしてもSNSで繋がっているから会わずとも近況を知る事が可能となったが、
そんな時代になったのもここ30年間程の話
1985年にショルダー型の端末が日本で発売されたのが始まりで
かつてはケータイが高価なもので
持っていない家庭も少なくはなかったと思う
私の家もその家庭の一つだった
大切な友人とのお別れは"永遠のお別れ"
というイメージが強かった
だからこそ
手紙に素直な想い・感謝を込めて恥ずかしながらも最後にこっそり渡す
そんな事が私のスタンダードとなっていた
例えば、簡単に会えない相手からの
SNSを通してのお祝いメッセージ
勿論嬉しい
でも文字は無機質なもの
文字に個性はないし
時に文字から感情を読み取るのが難しい故に
変な伝わり方をして喧嘩になってしまう事だってある
手紙は便箋選びから始まり
ペンの筆感、文字の力強さ、字体、
全てに個性が溢れる
デジタル化に捉われすぎず
アナログの良さを残していきたい
そんなことを思う1日
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