数字は『宇宙の言語』かもしれない…
今回は、数字についてお話ししたいと思います。
数字については以前『数字って不思議だと思いませんか』という記事を書いたことがあるんですが、
もうちょっと深掘りしつつ、かなり持論を語っていきたいと思います。
みなさん、数字ってお好きですか?
わたしは大好きなんですよ。
素数とかの並びを見てると、なんかゾクゾクしてくるし、
数字の横に0を連ねて富豪の気分を味わう、という謎の遊びにハマったこともあります。
素数に関しては興味のある方も多いんじゃないでしょうか。
数学界最大の謎、と言われていて、
今まで、人類最強と言われたモンスター級の数学者たちが数々挑んでも解けなかった、
『素数の並びに意味はあるのか?』
という疑問。
つい最近、Eテレでもやっていましたね、
観た方もいらっしゃると思います。
ものすごーく暇な時、
1から10までの素数、11から20までの素数、21から30までの素数、……という感じでそれぞれ足していったんですよ、
で、出てきた数を単数計算(113だったら1、1、3を足して5とか、一桁になるまで計算する)してみました、ひたすら。
別になんの意味もない計算です、
自分で勝手に思いついてやってみただけなんですが、出てきた答えの中に、いつまでたっても3と9だけがなかった、
で、これはひょっとして大発見かも!?
と自分の中ではかなり盛り上がったんですが、
300番代ぐらいで一回3が出て、400番台くらいで9も出てきたので、がっかりしたわけです。
まあ、わたしごときが暇つぶしに計算して、がっかりすることじたいおこがましい、という感じですが
その後の計算はしていないんでわかりませんが、
でも、400番台まで行って、やっと一つずつですよ、これってなんか意味があるようにも思えたんですよね、
だって、他の数字ならともかく、3と9ですから。
3、6、9はとても不思議な数字ですよね。
エジソンを超える天才、フリーエネルギーに最も近づいた科学者ニコラ・テスラが愛してやまなかった数字です。
彼はとにかく369にこだわっていて、何か数字を選ぶときや、身の回りの質需品の数は369に関連させていたとか、
369の謎が解れば宇宙の神秘に近づける、
というような言葉も残しています。
日本でもミロク、とよばれ、
弥勒菩薩と関連付けられていたりもします。
何がそんなに不思議なのかというと、
例えば、
3の自乗は9、6の自乗は9(36を3と6で単数計算すると)9の自乗は9、となります。
12の自乗も、15の自乗も……全部9です。
そして3に1から順に数字を掛けていき、その答えを単数計算すると3、6、9、3、6、9をひたすら繰り返していきます。
同じように、6に1から順に数字を掛けていくと、6、3、9、を繰り返していきます。
そして9にはどんな数をかけても9です。それ以外にはなりません。
もちろん他の数字ではこういうことは起こりません。
9は完全な数であり、同時に0でもあります。
9に何をかけても9ですが、9に何を足しても、その足した数字になってしまいます。
9+2=11で2、9+5=14で5、9+8=17で8、という具合に、
ちなみに円や図形に関する数字はほとんどが9に還元されてしまいます。
360度は9なので、多角形の内角の和も9です。
数秘的な意味でも9は最上の数とされていて、どんな状態でもそれが極まっていることを意味します。
9より上はありません。
10は数秘的には物事がパラダイムシフトしていく状態を示します。
つまり9から10になることで物事が一段階上がり、次元が上昇して、また1から始まっていくわけです。
階段で言うと9段上がって、10段目は踊り場、そこからまた1段目が始まる、と言う感じですかね。
タロットでは10は『運命の輪』
自分の意志を超えて変わっていくものや状況を示します。
そして6にも注目してもらいたいんですが、
6は最初の完全数です。
完全数はピタゴラスが提唱した概念で、
6の約数は1と2と3と6ですが、その中で自身の数、6を除いた他の数の和、1+2+3が6、
つまり自身の数になるものを言います。
今現在、51個ほど発見されているようです。
完全数の何が重要で、何を意味しているのか、私には全くわかりませんが、
ピタゴラスは、とても重要なものだと考えていたようですね。
意味はわからなくても、
この世界における6の重要性はわかります。
原子番号6は炭素です。
(原子核の周りに6つの電子があるということです)
炭素は私たちの体や、有機物全般つまり生命を作っている大元です。
そして地球や生命にとって一番大事、とも言える水は、結晶化すると6角形になります。
蜂の巣も6角形です、
蜂の巣は6をひたすら積み重ねたハニカム構造をしていますが、ハニカム構造は自然にできる形の中で最高の強さを持ちます。
タロットで6は『LOVERS』
強固な関係や、バランスや調和を意味しています。
6は関係性を表す数字で、
愛における結びつきや、お金や物質の滞りのない循環なども表します。
つまり、わたしたちの人生や生活にとって欠かせないもの、
6にはそんな要素があるんです。
3については以前書いたnoteでちょっとお話ししているので、よかったらそちらもお読みいただければと思います。
最後は0について、
0は無です。
と同時にパワー(力)でもあります。
単体では何もない状態を意味しますが、
数字の右か左についた途端、とてつもない力を発揮するからです。
さっきわたしがハマった変な遊びについてお話ししましたが、
数字の右につけば、その数字は0の数だけ桁が上がっていきます。つまり次元が上がっていく。
そして左につけば、その数字は限りなく小さく、ミクロなものになっていきます。
タロットでは0は『愚者』のカード
何も持っていない、決まっていない自由な状態を示します。
つまりトランプで言うジョーカーで、
どんなカードの目でも、どんな状況にも出せて、ゲームの展開を根底から変えてしまう性質がある、
0はトリックスターでもあります。
なんだかんだ取り留めもなく語ってきましたが、
最後の最後に、
数字は人間が作り出したものじゃなく発見されたものです。
森羅万象の中に、もともと存在していた概念です。
つまり数字は、万物の言語であり、
宇宙の言語です。
数字を深く理解することは、宇宙やこの世界を深く知ること、なのではないでしょうか。
数学や物理の数式は、そういったことを解き明かそうとする人類の素晴らしい努力や功績だと思います。
アインシュタインは、
なぜ数式にこだわるのか、と言う質問に、
「美しいから」と答えています。
そして、個人的にはタロットや数秘術も数字の神秘に触れられる、とても美しく、素晴らしいものだと思っています。
ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。