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老犬との暮らし:認知症の症状がではじめた頃

黒柴犬そらさん、昨日17歳と9ヶ月になりました。
今日は認知症の症状についてのお話。

犬の認知症

犬にも認知症があるんですよね・・・
我が家も最初は気づかなくて、歳をとったからかな、と思っていましたが、今思うとサインは出ていたと思います。

症状は様々のようですが、我が家では、

・夜鳴きをする、急に吠える。
・前にのみひたすら歩く(後退、方向転換ができなくなる)
・狭いところ(壁の隙間や家具の隙間)にもぐりこみ、出られなくなる
・旋回を繰り返す(同じ方向にぐるぐる回る)
・部屋の角、コーナーで方向転換ができない。(壁に向かって立ち止まったままになる)
・トイレの失敗が多くなる
・壁や家具やぶつかったりして擦り傷など怪我をしやすくなる。

という症状が出ました。

認知症かわからないこと+歳をとったからかもしれないこと

・首がそる
・バランスが取れなくなり歩くことができなくなる。
・耳が遠くなる。目が悪くなる。
・ご飯を残すようになる(固形物が食べにくくなった)
・背中が丸くなる

毎日一緒にいると意外に気づきにくい

毎日一緒にいて、慣れた環境にいるからか、小さな変化に気づきにくかったなと思います。

我が家では、転びやすくなり、足腰が弱くなったかな、と思ったことから始まりましたが、

そしていつもお世話になっている獣医さんのところに預かってもらったときに、

「耳が遠くなって、視力も落ちているみたいです」というお話がありました。確かにあんなに嫌いなカミナリにもあまり反応しなくなっていました。

「あぁそうか、シニア犬になったんだ」と感じるようになったのは、多分15歳くらいの頃だったかなと思います。それまで元気いっぱいだったので・・・
(シニア犬って何歳からなのかしら、犬種にもよるかもですが多分もっと早い年齢からの気がします)

認知症の症状がではじめたころ

「これはいつもと違う」と思い始めたのは、いきなり吠え始めたことでした。15歳〜16歳になった頃です。

そらさん、子犬の頃から全然吠えないワンコでしたので、ワン!といったら、こちらがびっくりするくらいで、それが突然吠え始めるようになりました。

それがどういう理由で始まるのかが分からず、夜も鳴き続けるようになりました。

あとはすみっこや狭い場所に入り込むようになったこと。

元々狭い場所や端っこが好きなのであまり気にしていませんでしたが。その場所から自力で出て来られなくなることが多くなったのです。

元々隅っことか何かに挟まると安心するのか、写真のようにこんなふうに入り込んでました。なので症状が出始めた最初の頃は、「端っこが好きなんだね〜」と呑気に思ってました。

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しばらくすると、ソファの裏とか、洗濯機の後ろに入り込んで自力で出られなくなってしまうことが増え、やはりこれは何か違う・・・と思うようになりました。

ぶつかったり、顔を擦ったりしないように、それからは家具にクッション材を巻いたり、壁に柔らかいマットを貼りめぐらせ、リビングがすっかりそらさん仕様になりました。

今も、そらさん仕様のリビングの真ん中で、すやすや寝ています。

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シニア犬との暮らし、マガジンにしています。
シニア期の症状や認知症の症状もワンコによって本当に様々のようで、私も試行錯誤しています。これが正解、というものはないのかもしれませんが、もし同じような悩みががある方の参考になればと思っています。


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