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先進国だった日本は、もう後進国

世界のニュース、どれだけ知ってますか?

日本がもう後進国になってしまってることは、ご存知ででしょうか。GDP-6.3パーセントの急降下や、物価の安さ。

どうしてこの話をしたいって思ったかって言うと、フランスに来てからこっちで流れてるニュースと日本で流れてるニュースの違いを感じています。そこで、日本はけっこう後進国だな、、と感じてしまっています。

日本のニュースやテレビ番組とかニュースサイトのトップとかって、結構芸能人がなんとかしたとか、誰かがくっついたとかどうとか、そういうのがわりとトップニュースにありますよね。だからあまり自覚できないんです。

政治、経済、国際ニュースとかも、もちろんあるんですけど、一面にそんなに「バーン!」と載らないですよね。世界的にめちゃくちゃ大事なニュースでも。

もうちょっと2面3面とか後ろの方に載っていたりとか、後の方に流れるイメージがあるんですよ。

で、トップニュースに芸能ニュースがくるみたいなことが多いと思うんですね。


日本で流れていない日本のニュースをフランスで見れる


フランスだったら芸能ニュースっていうのはあるけど、そんなにパーセンテージは少なくて、大体フランスでの起こってる政治ニュース、経済ニュース、他の欧州のニュース、他の地域の大陸のニュースとかが色々流れてるって感じですね。

時々、大きい声で言っていいか分かりませんけども、日本で流れてない日本のニュースとかもこっちでは見る事が出来ます。

やっぱりそういうのとか見てたら、自然にキャッチするニュースって限られてるし、完全に情報ってリベラルじゃないんですよね。

若干やっぱり統制されてるから、その自分でニュースを取りに行こう思わないと、なかなか世の中で、世界で起こったニュースっていうのは取れないです。

しかも日本語だけでニュースを取ろうと思ったらやっぱり結構限られてきます。

色々自分から調べていけば日本語でも色々翻訳されたりしているので取れるんですけど、自然に受動態でニュースを受けてるだけだったら、半径5メートル以内の、芸能人がどうかしたとか、インスタとかだと友達がカフェに行ったとか、そういう情報だけに囲まれて暮らす事になると思うんですよ。


一番体力のある20,30代が政治の話をしない日本


堅い政治とか経済の話とかも流れてるんですけども、印象としては、日本だったら堅い話はお堅いおっさん達が難しい言葉でしてるって言う場面が多くて、わりとジェネレーションで分断されてるイメージがあります。
世代によって分断されてるイメージがあって、若者とかで20代30代とかで、

積極的に政治とか経済の話をしたり、自分の意見を持って議論をしたりすることはあんまりないと思うんです。

フランスだったら、20代30代とかでも政治や経済の話をします。そればっかりしている人がいるわけじゃないんですけど、知ってる率とか自分の意見を持っている率とかが断然違うなっていうのを身に沁みて感じています。

ニュース自体で流れているパーセンテージとかも数字で見ると、日本で流れてる芸能ニュースの割合とかがめちゃ高いんですよ。33%位かな。

フランスを始め他の国での芸能ニュース、いわゆるゴシップ系の割合っていったら10何%ぐらい。

あとは政治経済、自分の生活に関わる市民生活の事とか、事件とかそういうものが流れていると思うんですけど。

なのでだいたいそのニュースで出てる、知るべき政治経済、市民生活とかの情報がそもそも少ない上に、ゴシップニュースとかって、視聴率が取れるからって流す意図もあるんですけど、隠したい事が起こった時に、替え種として出される事が多くて、なので本当に受動態で受けてるだけで世の中を見ているとちょっと危険だなっていうのは感じてます。

義務教育一択から、ワンオペ育児から、選択肢が増えたり


「世界の事を知ると良い」みたいな感じで言ってますけど、どうしていいのかって言ったら、知ると日本、ひいては自分の立ち位置が分かるし、自分が知ってる以外のやり方とか、選択肢が知れるんですよ。

そうすると自分が思っているやり方だけじゃなくて、他にもやり方があるんだとか考え始めることができるようになります。

例えば仕事だったら会社員だけじゃなくてフリーランスもあるとか、日本で暮らすだけじゃなく海外で暮らすとか。

極端に言ったらそんな感じですけど、ちっちゃい事で言ったら教育も、義務教育だけでなく、公立私立もある。公立私立もあれば、モッテッソーリ教育もあるとか、色々な事を知ると最善を選べるようになると思うんです。

例えが出て過ぎてまとまらないんですけど、オンオペ育児が辛いとか、日本に住んでる友達とかから聞ききます。

それだったら子供を預けるとか、家事を外注するとか、そういうのって他の国だったら結構やってますけど、日本だったら全部母がやらなければいけないみたいな神話と言うか文化があって、それで苦しんでたりすると思うんですけど。

世の中を見渡渡せば、全然他の選択肢があって、それを知るとベターな方法が見つかったり、楽になったりとか。

どうしたらもっといいかっていうアイデアに繋がると思うんですよ。そのためにはまずは情報を知るって事がすごく大事だと思っています。

今日話す「日本の事知ってますか?」っていうのは、一個例えばの話をすると、経済的な話でいうと、日本てもう後進国に残念ながらなってるんですけど、それに気づいてない人が多いなって思ってて、すごい私自身は焦ってるんですね。心配、日本大丈夫かな?って。

労働生産性、出生率、数字を見て事実を知ろう


どうにか日本の国の力を上げて、みんなの生活とか、幸せ度とかが、もっと上がればいいなって思って、そのために仕事をしてるんですけど、やっぱりイメージでは先進国の間入りしてる感じがあるじゃないですか 、G7とか入ってるし。

でも数字で見ると、はっきり後進国なんですよね。

ここ10年位でガラッと状況が変わったと思います。

数字って例えば労働生産性だったりとか、相対的貧困率とか、教育の支出の割合とか、平均賃金とか出生率とか。

そういう事実である数字で見ると、事実がわかるというか、イメージだけじゃなくて、はっきりと日本の立ち位置が分かってくるって感じなんですよね。

それが分かると何がいいかって、だた嘆くって意味じゃなくて、まず現状を知ると「じゃあ、どうしようかな」とか、焦るって言う気持ちとかが出てくると思うんですね。

まずその段階に行きたいなって思ってて、そういう意味でも、こういうラジオとかでそういう話を時々したらいいのかなって思ってます。考えるのって面白いと思うんですよ。

やっぱり受動的にニュースだけ受けて、メディアが言ってる意見を自分の意見してそうなんだって思うのは簡単ですけど、やっぱり自分の一回きりの人生を良くする為には良いなって、はっきり言うと思っていて、情報を取って考えるという習慣を身につけて最善の選択を取っていくことが、自分や家族を守る事に繫がったりします。

自分大事な人達、引いては日本の全体を上げていけるんじゃないかなっていうのをすごく感じています。

ただニュースが流れてるのも、「どうして逆に芸能ニュースばっかりなのか」とか「じゃあ、今の経済どうなっているのか」って言うのをちょっとずつ興味を持てればいい方向に行くんじゃないかなと思っています。


おカタイ話を、やわらかく話す使命


固い話って難しい言葉を使って、堅い感じのおっちゃん達が喋ってたら、やっぱり興味が湧かないからしょうがないですけど、こういうゆるゆるnoteでゆるいながらも真面目にそういう話もしていく事が、選択肢を知れるきっかけに繫がればいいんじゃないかなと思って勝手にやっております。

今回はそんな感じでそろそろお開きということで。

今日も皆様、良い1日をお過ごし下さい。

それでは!



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