産院の選び方
妊娠が発覚した今年の3月、私はまだ名古屋に住んでいました。なので4月に東京に引っ越してきて最初にしたことは、産院選びでした。平日はフルタイムで働いていたし、そもそもズボラの面倒くさがりなので、あまり悩まずに早めに決めちゃいたいな~と思っていました。
まず考えた条件は、自宅からタクシーで20~30分以内であること。いざ陣痛が来たときに、タクシーですぐに着ける距離じゃないと不安だったからです。世田谷区の杉山レディースクリニックとか、友だちがSNSにアップしていて、「ご飯も部屋もホテルみたいでいいなあ~」と思ったけど、距離的にダメだった。自宅近くの産院って意外と多くなくて、この条件だけで5つくらいに絞れました。
次に気にしたのが、知名度(に伴う安心感)。初産で不安しかなかったので、できるだけ有名な大きい病院にしたいと思いました。もちろん町の助産院とか、小さな病院のほうがケアが行き届いてよいという意見もあるだろうけど、東京だし、それよりも設備が整っていて24時間体制の綺麗な病院を選んだほうがよさそうだなと思いました。
それから、それぞれの病院のホームページやその病院で出産した方のブログなどを読んで、山王病院(山王バースセンター)と愛育病院(愛育クリニック)の2択に。知り合いの先輩ママからは、「無痛分娩をやっているか」「出産後は母子同室か、別室か」などを参考に決めるといいよと教えてもらいました。
結果的に『御三家』(山王、愛育、聖路加)のうち2つが選択肢として残ってしまったんだけど、旦那さんが「普段から散財するタイプじゃないし、こういう時はお金のことを考えずに、素直にいいと思った病院にしよ!」と言ってくれました。感謝♡
その後、山王バースセンターと愛育クリニックに初診の予約の電話をしました。
愛育クリニックはすぐに電話がつながり、WEBページを案内してもらって予約が取れました。山王バースセンターのほうは何度かけてもつながらず、つながったと思ったら初診の予約が一番早くて1か月後に。とりあえず予約だけ確保して、愛育クリニックから行ってみることにしました。
ちなみに、なぜ山王病院ではなく山王バースセンター、愛育病院ではなく愛育クリニックなのかと言うと、総合病院より産婦人科に特化した病院のほうが混んでなくていいのかな、と考えて、山王病院ではなく、新しくできたほうの山王バースセンターにしました。愛育病院は、広尾の愛育クリニックのほうが自宅に近いので、そちらにしました。
どちらも予約の電話窓口が違うので注意です。知り合いには「初産だし、いくつかの病院を見学してから決めてもいいんじゃない?」と言われたので、まだその時は妊娠7~8週だったし、予約が埋まる心配もないだろうから、焦らずに決めようと思いました。
ところが・・・
翌週、愛育クリニックを訪れた私は一目で気に入ってしまいました♡
都会の森の中にたたずむ洋館といった外観で、建物が可愛らしく、待合ロビーや診察室も清潔感があり、「ここがいい!」と直感がビビビと届きました。担当の先生も、WEBページでの予約のときになんとなく選んだ女性の先生だったのですが、爽やかで優しく、説明も的を得ていて、今もその先生だけに診てもらっています。
最初に愛育クリニックに出会えて本当によかったなと思っています。今振り返れば、WEBで予約ができたり、待ち時間がほとんどないのは他の産院と比べてかなりのメリットだなと思います。助産師面談や精密超音波検査、NIPTなどのケアもしっかりしてくれます。月に1~2度だけど、健診のたびに広尾の街や有栖川公園をお散歩できるのも楽しみのひとつです。
妊娠36週くらいまでは愛育クリニックに通い、そのあとは臨月の妊婦健診から出産まで芝浦の愛育病院にお世話になるそうです。愛育病院のほうはまだ写真でしか見たことがないから、楽しみ。
また書きます☺
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