【まとめ】ここ50日間で読んだ50冊の本たち【後編】

本日は後編(26~)です。


26.『世界のエリートが学んでいるMBA必読書50冊を1冊にまとめてみた』永井孝尚

ビジネスマン必携の名著50冊を分かりやすくまとめてくれている本です。私はこの本を開始6日目に読んだのですが、気になった本を読みたいレベル1~3に分けてメモしておきました。今までビジネス書に興味がなかったのですがこの本を読んで興味深い内容の本を見つけることができましたし、そこまでそそられなかった本もエッセンスは学べたので読んで良かったです。良くも悪くもまとめ本なので時間の限られた方向けかな。Kindle Unlimited対象。(2020年5月3日時点)

忙しいビジネスパーソンにおすすめ度★★★★☆


27.『GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代』アダム・グラント

世の中の人の特性は「ギバー(人に惜しみなく与える人)」、「テイカー(真っ先に自分の利益を優先させる人)」、「マッチャー(損得のバランスを考える人)」の3種類に分かれている。それぞれの特性を持つ人がどのように行動しどのように影響を与えるのかを分析した本です。「MBA必読書50冊を1冊に~」の中で紹介されていて興味深かったので読んでみましたが予想通りの面白さ。誰にでもおすすめできます。Kindle版有り。

あらゆる人におすすめ度★★★★★


28.『勝ち続ける会社をつくる起業の教科書』野坂英吾

Kindle Unlimitedより。以来21期連続で増収を続けるリユースショップ、トレジャー・ファクトリー創業者の野坂英吾さんによるハウツー本。起業の心構えや行動について具体例を交えながら分かりやすく書かれています。ビジネスマンはもちろん、これから起業する人や起業したけど伸び悩んでいる方に特におすすめです。

起業を目指す人におすすめ度★★★★★


29.『予想どおりに不合理』ダン・アリエリー

行動経済学の名著。人がいかに不合理な行動をしているかを身近な実験をもとに分かりやすく書かれている本です。ここ50日間でこの本がベースとなっているような書籍と結構出会いました。やっぱり名著には名著のわけがありますね。難しい用語も使われていませんし、行動経済学に興味がない人でも楽しめる本だと思います。未読の方は是非読むべき1冊です。私は面白すぎて著者の別の本も既に購入済みです。ちなみにこちらも「MBA必読書50冊を1冊に~」の中で紹介されていました。Kindle版有り。

ありとあらゆる人におすすめ度★★★★★


30.『FACTFULNESS10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド

人は思っている以上に事実を歪めて見ている。どういった思い込みが起きやすいのか認識し、データに基づいて物事を見ましょうね、という本。50冊の中で一番おすすめできる本と聞かれたらこの本を挙げます。すごく売れた本なので読んだ方も多いと思いますが未読の方は是非。

ありとあらゆる人におすすめ度★★★★★



31.『成功はごみ箱の中に』レイ・クロック

マクドナルド創業者の自伝本。仕事に並々ならぬ情熱を注いだレイ・クロックのパワーあふれる1冊です。タイトルは競争相手のことを知るために実際レイ・クロックがゴミ箱の中を調べていたことから。内容は面白いんですが、クロックさん、ちょっと性格悪そうに感じてしまいました。笑 こちらも「MBA必読書50冊を1冊に~」で興味を持った本です。Kindle版有り。

マクドに興味ある人におすすめ度★★★★☆


32.『武器になる哲学』山口周

Kindle Unlimitedより。哲学のキーコンセプトを実生活に役立つようにまとめた本。哲学を王道に学びたい方は違う本を読んだ方がいいです。私は倫理を大学受験のために独学したくらいのレベルでしか哲学に振れたことがないので深く考えず楽しめました。偉人のアイデアを今後の生活でどう取り入れたらいいかという視点で書かれているので勉強になりました。

ありとあらゆる人におすすめ度★★★★☆


33.『語彙力こそが教養である』齋藤孝

豊かな表現が出来るように語彙力を身につけなければならないと痛感させられる本。実際にどのように語彙をインプットしていけばいいか具体的な方法が述べられています。ただ最後に男性のモテ話が出てきたのですが、考えが偏向しているように感じられました。蛇足じゃないですかね。Kindle版有り。

読書の意義がわからない人におすすめ度★★★★☆


34.『ずるい考え方』木村尚義

恥ずかしながらこの本に出合うまでラテラルシンキングという考え方を知りませんでした。既存概念に捉われず物事を多角的に考察し、新しい発想を生み出す思考法のことです。ラテラルシンキングとは何かから入り、事例を用いて考え方を紹介しています。入門書にぴったりの本ではないでしょうか。

思考法に興味がある人におすすめ度★★★★☆


35.『経営や会計のことはよくわかりませんが、儲かっている会社を教えてください!』川口宏之

同業種のの2社を1つの視点に絞り、財務諸表を見ながら比較解説しています。実在する会社でポイントを絞って説明されているので想像しやすく初心者にも取っつきやすい本だと思いました。Kindle版有り。

会計初心者におすすめ度★★★★★


36.『日本一やさしくて使える会計の本』久保憂希也

Kindle Unlimitedより。今まで会計について全く触れたことのない方向けに分かりやすく書かれています。ストーリー仕立てになっていて楽しく学べますし、新人営業マンにいいんじゃないでしょうか。

新人営業マンにおすすめ度★★★★☆

37.『決算書の読み方』南伸一

Kindle Unlimitedより。分かりやすくまとまっていて初心者にとって素晴らしい教科書になると思います。

決算書初心者におすすめ度★★★★★


38.『どこでも誰とでも働ける』尾原和啓

12回転職した著書による豊かに生きるための指南書。今後の働き方を検討するのに視野が広がります。どこでも誰とでも働けるような力を身につけるためのHow toが分かりやすく書かれていました。

ありとあらゆるビジネスパーソンにおすすめ度★★★★☆


39.『なぜ僕らは、こんな働き方を止められないのか』松井博

Kindle Unlimitedより。日本社会の働き方のムダから日常のムダまで細かく指摘してくれます。共感しまくりで楽しく読めました。確かにSNSはハッピーなニュースばかり流れてくるから相対的に不幸に感じる。。。読み終わった後すぐにスマホアプリの通知を最小限に変更しました。

働くすべての人におすすめ度★★★★☆


40.『世界一やさしい「思考法」の本』長沢朋也

お菓子メーカーのマーケティング部2人の物語を読みながら考えるコツを学べる本。思考法とかなんか難しそうで読めない!って人におすすめ出来る導入書です。

思考法初心者おすすめ度★★★☆☆


41.『さあ、才能に目覚めようストレングス・ファインダー2.0』トム・ラス

自分の得意なことを理解して伸ばしていきましょうというポジティブな本です。本にはシリアルナンバーが付いており、1回限り診断を受けられます。自分の特性やその活かし方が分かります。就職活動の自己分析なんかに良いんじゃないでしょうか。才能を知ったらあとはその才能にどれだけ投資(努力)出来るかです。頑張ります。ちなみにこちらも「MBA必読書50冊を1冊に~」から気になって選びました。

自分の強みを知りたい方におすすめ度★★★★☆


42.『人もお金も動かす 超スゴイ!文章術』金川顕教

Kindle Unlimitedより。文章が全く関係ない仕事を探すほうが難しいですよね。分かりやすく人に伝わる文章を書く技術を身に着けていて損はないはずです。実践的な文章術が詰まっていましたし、この本の構成自体が著者の伝えたい文章術を表現しているなと思いました。

ありとあらゆる人におすすめ度★★★★★


43.『最強の教養 不確実性超入門』田渕直也

Kindle Unlimitedより。世の中は不確実性で満ち溢れているのに人は何にでも合理的な理由付けを求めてしまう生き物。不確実性に対して私たちはどういった反応をしてしまいがちなのか、どのように対処すべきなのかが書かれています。金融に関しての事例を中心に書かれていますが、相場だけでなく日常生活全般に活かせる考え方だと思います。

ありとあらゆる人におすすめ度★★★★☆


44.『しょぼい起業で生きていく』えらいてんちょう

Kindle Unlimitedより。起業もハードルを下げれば誰でも出来るし、生活として必要な部分を商売化するところから始めれば良いというアイデアは面白かったです。

自己啓発したい人におすすめ度★★★☆☆


45.『スタンフォード式デザイン思考』

Kindle Unlimitedより。デザイン思考のプロセスから身に付けるための具体的な方法が説明されています。会社で取り入れてみたいという方に役に立ちそうです。

デザイン思考を学びたい方におすすめ度★★★☆☆


46.『後悔しない超選択術』DaiGo

Kindle Unlimitedより。後悔しない選択をするための実践例が挙げられています。本の内容もシンプルにまとまっていて読みやすいです。こういう内容が好きでもっと知りたいって方は上におすすめした「予想どおりに不合理」を読むことを強くおすすめします。

後悔したくない方におすすめ度★★★★☆


47.『社会人のための読解力トレーニング』後藤武士

社会人のためのとありますが、よっぽど国語が苦手な方や中学生くらいにおすすめできるかなと思いました。思っていたものとちょっと違った。

国語が苦手な方におすすめ度★★☆☆☆


48.『プロフェッショナルマネジャーの仕事はたった1つ』髙木晴夫

人から借りたから最後まで頑張って読みましたが、分かり切ったことがつらつら書かれているように感じてしまいました。一応管理職になりたての方におすすめなんでしょう。

管理職になりたての方におすすめ度★☆☆☆☆


49.『1日30分を続けなさい』古市幸雄

コツコツ続けることの大切さ、続けるためどのように時間を捻出すればいいかが具体例を用いて説明されています。続けるためのハウツー本です。自分に子供が生まれたら将来読ませたい。

世界中の勉強が続かない方におすすめ度★★★☆☆


50.『「時間」の取扱説明書』田中章浩

作業分析から、日常に使える無駄な時間削減法について論じられています。結構ありきたりな内容に感じてしまいました。

無駄な時間を削減したい人におすすめ度★☆☆☆☆


番外編『一生使える見やすい資料のデザイン入門』森重湧太

基本が本当にわかりやすくまとめられていて実践的。デザイン入門書としてぴったりだと思います。手元に置いておきたい一冊。プレゼンをする機会がある人は読んでおいて損はないと思います。パワポ作りたくなる本です。

プレゼンの資料作りが苦手な方におすすめ度★★★★★


以上25冊プラス1冊の紹介でした。一日一読を始めた当初はサンクコスト効果にまんまとハマってあまり面白くない本も読み切ってしまっていたのですが、最近はそんなこともなく30%くらい読んでしまっている本でも気乗りしなければ途中で手放せるようになりました。51日目以降紹介するのは一定基準以上面白い本になっていくと思います。この調子で100冊くらいは続けられたらいいな~~~。誰得企画に最後までお付き合い頂いた方、本当にありがとうございました。








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