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恐竜による人類の身勝手さへの警告


弾けるに弾けられなかった連休。その中でもヒットは金曜ロードショーのジュラシックワールドだった。

https://kinro.ntv.co.jp/lineup/20200724

こんなに良い映画なら、映画館に見に行けば良かった。

幼き頃に見たジュラシックパークは、やたら激しい描写が怖かった印象しかない。
でも、昨今のご時世に合わせて、伏線と深みのある続編が続いていった印象。

どのシリーズも「恐竜による人類の身勝手さへの警告」を感じた。最新作が楽しみ(^-^)/

見た人にしか分からないし、ネタバレですが、気になった点をいくつか。

①クローン少女であるメイジーちゃんには、恐竜の遺伝子(おそらくブルー)が組み込まれている可能性があるとSNSでは騒がれていて、それを感じさせる描写は多かった。次回作で明らかになっていくだろうけど、悪役であったインドラプトルの遺伝子が組み込まれていたら、だいぶ怖い。それは勘弁してくれ。

②最後のシーンに感じた違和感。
悪役であるインドラプトルが死亡する展開は、良かったと思う気持ち半分、どこか違和感があった。彼もまた身勝手な人間の被害者であり、悪役だからという根拠のみで死亡するような最後はちょっと。。身勝手な人間が結局は頂点に君臨してしまう構造を壊せない。人間が勝手に産み出したのに、都合が悪い暴れ方をすると、あんな最期を迎えるなら、、、。

③ブルーが愛しく可愛い
この映画のヒロインはある意味ブルーだ。高い頭脳と人間を愛する気持ちを持つ。それでも野生として生きる道を選んだ。でもきっと、野生に放たれたブルーは、次回作で完全なる野生として生きられない存在として登場するような気がする。そこがまた切い。

コロナや地球温暖化による災害、バッタ被害。それら全て今まで身勝手に我が物顔に地球を搾取した人類への警告であることは、きっと多くの人が感じてる。この映画は表現が恐竜であるだけ。

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