見出し画像

田舎デリヘル嬢さき切実に彼氏が欲しくなる

皆様こんにちわ!
田舎デリヘル嬢のさきです


私に彼氏がいたのは3年前のこと。もう少しで4年近くおひとり様生活をしていることになります。

そこまで彼氏が欲しいと思っていたわけでもないし、なんなら1人が良かった。

1人でいれることがこんなにも幸せだと思えることはない。誰からも干渉されず、家に帰って文句や嫌味を言ってくる人もいない。

好きな時に好きな食べ物を作り食べ、お酒を飲み、寝たい時に寝る。部屋の模様替えだってすぐにできる。
ちょっと挑戦して買った新しい服にいちゃもんをつけてくる人もいない。1人ファッションショーをいつまでもできる。

お酒を飲みながらミュージカル映画を見て、小躍りしたり、キャストになった気分で大声で歌い上げることも出来るのだ。

人と関わることが怖くなった私にとって1人でいれるというのはとても大切なことで、1人でいれるから心が整っていた。

心が4年間かけて整い始めてきた今、これまで拒否してた人との関わりを求めるようになってきている。

最近、27歳の私の周りに
「彼氏」「結婚」「妊娠」「出産」「家族」
というワードが多く聞こえてくるようになった。

24〜27歳という4年間、私は自分の心だけを整える為に時を過ごしてきた。ずっと自分しか見てこなかった。

自分を褒めることができない私を褒めてくれる人は4年間いなかった。拒否してきたから。

欲深いもので、拒否してきたくせに、
「誰かと一緒にいたい」
そう思うようになってきている。

私が3歳の頃、両親は離婚した。
2人兄弟だったから離婚後、親は朝から晩まで仕事をしてくれていたので家にはいないことの方が多かった。

もちろんそんな親を悪くいうつもりはないしむしろ感謝しかない。片親で私たちにご飯をくれていた、2人を高校まで行かせてくれた。

とても感謝をしているんだ。
文章にしている今、涙が出てくる。

でも私に理想の家族像はない。分からないから。
結婚願望はない。

仲良し家族や、愛情あふれる家族を憧れることもない。いい人と巡り会えたら、気持ちも変わるのだろうか。子供を持ったらこの考えは変わるのだろうか。統合失調症の私に子供は無縁な話。

とか言いつつも誰かと一緒にいたいと思い始めた。
1人でいることをもう十分に満喫したんだ。

朝起きたら、おはようと言い合う。
コーヒーを淹れて今日をどんな1日にしたいのかお話をする
狭い洗面所を取り合いながら身支度をする。
行ってらっしゃい、気をつけてね、とお互いを思いやる。
仕事に出かけたあの人は今元気にやっているのだろうかと思いにふける。
一緒にご飯を食べて1日のお話をする。
おやすみ、また明日ね、と言って寝る

世の中のカップルは当たり前のことなのかしら。

こんな会話のない私にとっては、その当たり前がどれだけ相手を思いやっていて、お互いを癒しているその光景を「これが愛だよなあ」と思うしかない。

自分で自分を支える事は出来るようになった。
でも爆発的なエネルギーが出てこない。
自分で出せるエネルギーなんてちっぽけなものだ。
人のエネルギーは人によって支えられて、想像以上の力を発揮するんだろうな。

やる気を起こす時、そこに誰かがいることが多い。
きっと自分を支えてくれる人の顔が思い浮かぶ人が大半なのではないでしょうか。

そんな人がいてくれたらと思い始めた今日。
マッチングアプリ始めてみるか?

私は本当に寂しい人間だよ、と鼻を啜る。

あれ?なんだ花粉症か

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?