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祝!デッドマウントデスプレイアニメ化決定


この度、漫画『デッドマウント・デスプレイ』がアニメ化するとのこと。

コミックナタリーで発表されたのが11月15日で私がLINE公式アカウント経由で知ったのが11月16日。
常日頃Twitterで関連情報をとっている私にしてはちょっと遅いほうである。

2022年は総じてうれしいニュースが多い1年だったのですが
ここに来て爆弾が投下された気持ちです。
来年大丈夫かな。。。
不幸が一気に押し寄せてくるんじゃないだろうな

デッドマウント・デスプレイとは

ここで簡単に、デッドマウント・デスプレイがどういう漫画なのかをご紹介します。

概要

ヤングガンガンにて好評連載中の漫画です。
なんと11月25日に最新コミックス10巻が発売されるらしい

今日だ!!!
(記事を書いたはいいものの1週間ほど温めてしまった結果)

私が最初に読んだのは漫画アプリ「マンガUP!」で
もう2年くらい前のような気がします。
アプリで読むのに限界がきて
(スマホの容量が死んだのといろいろ時間がなくなった)
古本からちまちま集めていた私ですが
2022年4月に9巻が発売。ついに追いついて新刊を買いました。

毎度間隔空いてるイメージだったので今年はもう出ないと思ってたわ…歓喜。
個人的には「なぜアニメ化しないんだ…?」と長年疑問に思っていたレベルで好きです。
2020年には「このマンガがすごい!」のランキングにもちゃんと入ってるんですよ。
でもなぜかこれまで読んでいる同志に会ったことがないのです。
ついに長年の想いが報われた感じがしています(大げさ)

作者

原作は成田良悟先生、作画は藤本新太先生
もちろんストーリー構成ちゃんとしてる漫画家さんもたくさんいるのですが
原作つきというのは安定感があると思うんですよね。

なろう系が似たような話ばっかなのにちゃんと流行ってるのは
たぶんそういうことじゃないかな
原作つき漫画のおすすめを出し始めるときりがないので
今度それも書こうかなと思います。

成田先生といえば「デュラララ!!」はじめ
名作を世に送り出しまくっている大御所である
冬にはFate Strange fakeもアニメやるからね!
楽しみですね。

藤本先生については今作ではじめて知ったのですが、
同じく成田先生原作「バッカーノ!」のコミカライズを読みました。
安定感のある絵が好きです。

個人的に少女漫画も読まないことはないけど、
顔とか骨格にあんまり違いが出ないのが好きではなかったんですよね。
現実的じゃないし(いやそもそも漫画なんだけど)

その点藤本先生は絵が良い。
自分の好みというのはあるけど、なんというかちゃんとしてる。
デッドマウント~においてはポルカくんとミサキちゃんのほほが
結構もちもちしている。触りたい。
あとお姉さんのおっぱいがいい感じです(?)
漫画なのにあれもこれもちゃんと立体的に見える
という点ですごく良いと思っています。

ストーリー

これについては説明がむずいです。
なぜなら1話時点で「えええええ」と読者の大半が思うからです。
一言でいえばいま流行りの「異世界転生モノ」になるわけですが
なろう系と違うのは現代日本しかも新宿に
異世界から転生してくるという点。

能力はチートなんだけど、じゃあそれが新宿で通用するかというと…
なのでそんじょそこらの異世界転生モノと一緒にするなよ?!
と言ってみたい(笑)

ちなみに主な登場人物を紹介すると
ポルカ
主人公が転生した体。16歳。
本名は違うけどおおむね「ポルカ」で呼ばれる
ミサキ
殺し屋の女の子

情報屋の男の子

というわけで主要メンバーだけで
なんかヤバいストーリー展開であることはお分かりいただけるかと思う。

デッドマウント・デスプレイのここが面白い

個人的に
「デッドマウント・デスプレイってこういうとこ面白いよ!」
という点をご紹介しますね。

1.先が読めないストーリー性

ここはやはり原作成田先生の手腕によるところ。
およそ小説を書く方は先が読めないストーリーがうまいと思っています。

本作で主人公は転生先を狙って転生するのですが、
まったくの異世界に転生したのは予想外。
しかも大抵の転生モノは現実から魔法が使える世界に転生するので
いろいろ便利になってやっほー!みたいなのがありますが
本作は魔法が使える世界から魔法の存在がない現実に来ちゃったので
いろいろ不便が生じる。

なぜこの世界に転生したのか?
主人公が転生したポルカは誰に殺されたのか?
ミステリ要素も満載です。

コミックス9巻あたりはその辺の核心に迫っているので
10巻がどこまで進むか楽しみですね~
本誌派の方はネタバレ厳禁でお願いしますどうか。

2.登場人物に感情移入できちゃう

割と不利な状態からスタートするので、主人公の成長も楽しめます。
成長というのは戦闘技術はもちろんなのですが、内面的な成長が著しい。

こっちの世界よりハードモードな異世界で生まれ育った主人公。
性格はドライに見えて結構ピュアなところがあり、
前世では望めなかった「平穏な生活」を追い求めます。

9巻はミサキや匠とのきずなも深まって思わず泣いちゃったなあ
主人公以外の登場人物も魅力的なキャラが多く
誰が一番好き?と聞かれるとちょっと困るかも。

絵がいいのでそもそもビジュアルがいい(笑)
というのもありますが
あとキャラの癖が強い。
成田先生ぽい。

新宿の裏を仕切るクラリッサとその一味
新宿署のチャラい見た目の岩野目警部補と喧嘩っ早い荒瀬刑事のコンビ
怪人ソリティアを筆頭とする厄ネタの皆さん

登場人物それぞれに様々な歴史や想いがあり
みんな幸せになってほしいなあ、と思います。

そういえば私は成田先生のほか作品にはそんなに触れていないのですが
「マンガUP!」を読んだときにコメ欄で他作品に言及している人がいて
キャラによってはクロスオーバーしているっぽいです。

これはニクイ仕掛けですねえ(何者)
どなたか知っている人いたら教えてほしい。

3.会話のテンポが良い

これも原作のなせる業だと思うのですが
とにかくテンポがいい。

ミサキ、ソリティア、阿牙倉家の癖のある喋りは
原作者の腕によるものだと思いますが
キャラ同士の掛け合いとかはどこまで原作が絡んでいるのかな…
バッカーノでも一度タッグを組んでいるだけあって
原作と作画の相性が良いように思います。

4.厨二心をくすぐる濃厚な世界観

もともと異世界ファンタジーものが大好きな私にとって
本作は厨二心をくすぐられる素敵な世界観になっています。

私たちの知っている世界とは違う顔を見せる新宿はもちろん、
主人公が生まれ育った異世界の設定がとにかく濃厚。

コミックスは巻末に成田先生による外伝小説がついており、
異世界サイドのストーリーが語られています。

毎巻ついてるなんて豪華だなあ…と思っていたのですが
ところがどっこい、ただの外伝ではないようす。

巻が進むごとに、どんどん本編に肉薄する内容になってるんです。
これ…ラストは漫画内容とがっちゃんこする気なのかしら?

まだまだ原作者の仕込んだ仕掛けから目が離せません。

まとめ

デッドマウント・デスプレイについて熱く語っちゃいました。

仕掛けが多いのでネタバレにならないようにしようと思うと、
あんまり詳しく語れないのが歯がゆいところですが…
これはホント読んで体感してほしい!

アニメ放送は2023年4月ということですので、ぜひ原作漫画を読んでみてくださいね。




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