グランド・クロスの時期を無料で調べる方法
アストロロジーのチャートにおいて、180度のアスペクトが交差し十字を形成するグランド・クロスの時期を、占星術ソフトなどを使わず無料のウェブサービスで調べる方法を説明します。
この記事では、太陽と月を基準に調べる方法について述べます。
国立天文台の暦要項にある朔弦望のデータから上弦・下弦・望の日にちを抽出します。朔は0度なので除外します。
2021年の太陽と月の90°(上弦・下弦)および180°(望)は次の通りです。
1月は06日、21日、29日
2月は05日、20日、27日
3月は06日、21日、29日
4月は04日、20日、27日
5月は04日、20日、26日
6月は02日、18日、25日
7月は02日、17日、24日、31日
8月は16日、22日、30日
9月は14日、21日、29日
10月は13日、20日、29日
11月は11日、19日、27日
12月は11日、19日、27日
次に、この日付前後に、他の天体のアスペクトの有無を調べます。
無料のウェブサービスAstroseek を使います。
プルダウンメニューで"Sun" 、"90° Squ"をとりあえず指定します。
29日にアスペクトが見つかりました。
"chart"をクリックします。
これはTスクエアでした。天蠍宮10°あたりに感受点があればグランド・クロスになります。
このように順番に見ていきます。結構手間がかかるやり方です。高額な占星術ソフトを使うと瞬時に表示してくれるのかもしれません。
ゆるめにグランド・クロスができています。
水星と金星が面白いところにあります。
動きの速い太陽と月がアスペクトをとっているならすぐにグランド・クロスが見つかるのかと思いましたが、意外と少ないようです。
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