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LGBTQとわたし② 生産性と幸せ

前回LGBTQの話をした時に、次回はもう少し詳しくLGBTQの解説をするみたいなこと言いましたが、

今回も相変わらずダラダラと思うことを綴ることにします笑

思うことというかちょっとホットな話題。


東京都足立区議会でとある議員の方が、

「LやGが広まったり法律で守られたら足立区は滅んでしまう」的な発言をしたことに関してですが。

子どもたちには普通の結婚をして、子を産み育てることを知って欲しい的なこともおっしゃってたようですね。


なんというか、自分は自分の事を普通だとは思ってないし、

同性に恋をしている時と異性に恋をしている時ではやっぱり全然違う。

相手に対するアプローチのかけ方も違うし、

周りに対するカミングアウトの仕方も違う。

同じように変わらないスタンスを取れる人もいるだろうけど、私は同じようにはできないと思う。

だから私は普通じゃない。

じゃあ普通になれ、普通の結婚をしろ、って言われたところで、できるかって言われると、

それはちょっとどうなんでしょうね。


昔は特に、世間体や色々なしがらみから、むりに結婚・出産をして家庭を築いてきた同性愛者の人はたくさんいたことでしょう。

その人たちがそのしがらみから解放されて、「普通」の結婚をしなくてもいいんだ!って思える世の中になったのだとしたら、

確かにその分出生率は下がるのかもしれないね。

でもそんな人なんて、全体の何%くらいなんでしょう??

足立区滅びるレベルで同性愛者やセクシャルマイノリティがいるんだとしたら、全然マイノリティではないですよね(笑)


そもそも、結婚や出産をする意味って、現代においては何なのでしょうか。

人として一人前になるためですか?

それとも幸せになるためですか。

どちらにしても、本意ではない結婚と出産は、自分自身を苦しめるだけであって、

その人の人生の幸せからは遠ざかっていくんじゃないかなって思いますけどね。


人が自分の幸せを追求することって、そんなに悪いことなんですかね。

根本的にはそれだけだと思うんですが。

LとかGとかの話をする前に、なぜ今若い人たちが結婚しないのか、子供を持たないのか、考えて見たほうがいいんじゃないですかね。

理由は色々あれど、未来に希望を持てない社会の現状の方が、

LGBTなんかよりもっと深刻なのではないでしょうか。

幸福度が上がれば生産性は増すだろうけども、

生産性を上げることが幸福度を上げることにはならないんですよ。

そこを履き違えてる発言だなぁと個人的には思いました。

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