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自分よ、遠くの場所で理想を探しているかぎり死ぬまで見つからないぞ。

もっと遠くにいけばいい景色が見えるんじゃないか?


そう思って、先に進んでみようと思う。
でも、最初に見た景色より案外微妙によくなかったりする。

自分は、いい景色を見たくてどんどん先に進もうとするタイプだ。成功するときもあるけど、そうでもないときもある。

今、仕事について悩んでる。これからの自分のキャリアプランを立てたいと思ってる。

わたしは、どこに行ってもここよりもどこか遠くへ行けばよくなるんじゃないか、と永遠の理想探しの旅にハマっていく。こんなわたしだから、いつまで経っても実感を持って働けないのではないか、と不安になってる。

☕️☕️☕️

フリーターだけど、ここ2年ほど働いてみてわかったことがある。スキルを磨き自分の理想の仕事ができるまでは、時間をかけることが結局一番大事。地道な努力をコツコツ続ける。毎日少しだけの努力でいい。とにかく、続けることが大事なんだよね。たった数センチでもいいから理想や目標に向けて進んでいくこと。その仕事をプロにしていくのは、毎日の小さな積み重ねなんだな…と思う。

自分は飽きっぽい性格だけど、小さい時から唯一続いたのは、ピアノ。かれこれ18年くらい続いていた。
わたしは、ピアノに関してだけは、理想探しとかしたことない。ピアノを仕事にしたいと思ったこともないし、他のピアノ教室行きたい…とか、思ったこともない。ただ、与えられた課題曲を弾けるように練習することが楽しかった。すぐに弾けなくても、毎日練習すれば難なく弾けることがわかっているから、練習を苦痛だとも無駄だとも思ってなかった。ただただ弾くのが好きだ。

たぶん、仕事も、そういうことなんだろうなあ、と思う。与えられた課題曲の譜面の音を、間違えながらもひたすら弾き続けていくのが大事なように、淡々と鈍臭く目標に向かっていくことがプロになる過程なんだろう。
そういう過程を楽しめる人ができることだけど。

☕️☕️☕️

残念ながら、わたしはその努力を仕事でしたことがない。したくても全く続かない。でも、何かしらのプロになりたい、といつも思ってる。憧れている。でも、思っていていつもそこで終わり。モチベーションはあるつもりだけど、仕事のときになかなか反映されない。努力が全然できない。ま、単純に仕事が嫌いなんだと思う。働くことが苦手なんだと思う。

☕️☕️☕️

でも、やっぱり大人になった以上、仕事から逃げる事はできないから、仕事を楽しめる人になりたい。鈍臭くて地味な努力もコツコツできる人になりたい。そして、自分の専門的なスキルを使って誰かに喜んでもらいたい。

自分よ、遠くの場所で理想を探しているかぎり死ぬまで見つからないぞ。

そう言い聞かせて、"自分で"自分の理想をつくっていけるよう、頑張りたい。恐る恐るでもいいから、弱い自分に向き合いたいな、と思う。少しずつでいいからね。それこそ、鈍臭く。






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