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サハリン中部2 ポロナイスク・レオニードボ

相撲の横綱大鵬の出身地でもあるポロナイスクはサハリン中部の中心都市です。マカロフからは72kmと1日かけて走行すれば到着する距離です。

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ユジノサハリンスクを出る時に見た都市看板では最北端のオハは850kmでしたが、ここでは639kmまで数字が減りました。ここからポロナイスクにかけて景色は無限に広がる花畑や森林だらけでした。

お花畑2

景色はさらに寒々としたものです。7月下旬でもジャンバーは欠かせません。また交通はほとんどないもののトラックが交通の主であり、2022年現在はアスファルト舗装に変わっているものの走行当時はダート舗装でした。

トラックの通行

6輪タイヤのトラックです。これが数台通るとダート舗装では砂埃が巻き上がり、口の中にも砂がたまります。ペットボトルの水を口に含んで吐き出してが必要になります。

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起伏はそれなりにありました。アスファルト舗装に変わった現在では無視できるレベルかもしれませんが、ダート舗装で起伏は進路に影響します。

ガステロ集落

なんの変哲もない集落ですが、ガステロの集落は交通の要所です。ここから北上する道はポロナイスクを経由するルートと経由しないルートに分かれます。先を目指す場合はポロナイスクは経由しないほうが10km少し距離を短縮することができます。

ポロナイスク都市看板

ポロナイスクは走行当時市内もアスファルト舗装がされていない街でした。現在はどうなっているか分かりませんが・・・・

ポロナイスク市街地

集合住宅は多いですね。狭い地域に人々がかたまって生活しているのが分かります。ポロナイスクには市場もあります。

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食材も販売していますが、ホテルでは調理しようがないので、結局購入しませんでした。

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ポロナイスクからさらに北上するとポロナイ川流域を北上することになりますが、景色は森林一色です。自転車をこいでいると景色がまったくかわらないので、サイクルコンピュータをつけていても疑心暗鬼になります。

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ポロナイスクから1時間ちょっとで到達するのはレオニードボの街です。そこから先にはザバイカレツとかブユクリの集落がありますが、残念ながらそこまで攻略できる余裕はありませんでした。早朝の出発がポロナイスクであれば、さらに北上できたかもしれません。

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総括になりますが、ユジノサハリンスクからポロナイスクへは鉄道が日中便と深夜便があるほか、都市間バスも出ています。ポロナイスク市街地に到着すればユジノサハリンスクまで戻れる手段は複数あります。ホテルはセーベルのほか、ポロナイスクやアリーパルサがあります。私はアリーパルサに宿泊しました。写真ですが、集合住宅の一室でした。外見から見たら分かりません。

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