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日本酒:龍の次は麒麟

鯉が龍になったので、お次は麒麟かなと。下越酒造の「ほまれ麒麟」を。麒麟城(津川城)が酒名の由来だそうです。

お味は、ぴりっとした刺激にすっきりした味わいです。後味もシャープで余韻も短め。夕飯のまぐろのお刺身の脂をすっきり流してくれます。食事を選ばない、気楽に楽しめるかんじが嬉しいお酒でした。

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さすが麒麟!合わせる食事を悩む苦労(悩むことも楽しいのですが)救ってくれました。

そういえば、津川といえば「狐の嫁入り」。

麒麟山には狐がいて、毎晩のように狐の声が聞こえ、狐火が見られたという話があります。
昔、嫁入りは夜にかけて行われ、あたりは暗く、堤灯を下げて行列しており、この堤灯の明りと狐火が重なって狐の嫁入り行列が生まれたとも言われています。

狐の嫁入りは怪異として日本中で都市伝説がありますが、新潟や奈良県磯城郡などでは農業と結び付けて考えられていて、狐火の数が多い年は豊年、少ない年は不作といわれたそうです。

よいお米、お酒のために、狐さんに嫁入り励んでいただきましょう

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