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Webライターで稼ぐためには【3つのプレゼン力】が重要[#045]
いらっしゃいませ!
50代のライター生活へようこそ!マスターのサケサカです。
1文字◯円で日々仕事をするWebライター。
どこまでいってもクライアントワークとはいえど、1文字3円や5円になればそこそこ稼げるのは事実。
そこまでいけばWebライター単体で生活をするのも、最低限の収入を確保しながら他の仕組みづくりに力を注ぐのも、自分次第で人生設計ができます。
とはいっても、デビューしたてでは1文字1円前後しかもらえず、かけた労力分の対価が満足に得られないというのもまた事実。
いい文章が書けて、SEOも分かっている。
クライアントからも「いい記事をありがとうございます」と言われることが多い。
だというのに、どうにも収入が伸び悩んでいる。
そんなあなたに欠けているのは、【プレゼン力】かもしれません。
この記事では、Webライターがより稼げるライターになるために身に着けておきたい、【3つのプレゼン力】についてご紹介します!
プレゼン力とはコミュニケーション力
そもそもプレゼン力とは、相手が欲している情報を的確に伝えることのできる能力です。
Webライターが記事を書く時に日常的に行っている、『読者の欲求を想像し、必要な情報を書く』というコトも、文章によるプレゼン力といえます。
つまり、Webライターとしてある程度以上クライアントに認められる記事が書ける方なら、最低限のプレゼン力を身に着けているハズです。
しかし、書いた記事に対して相応の評価はもらっているのに、なかなか収入に直結していないというのは、そこに何らかの問題があるからでしょう。
・単価が低い
・仕事が少ない
おおむねこのどちらかですね。
それであれば、もっと単価を上げてもらうなり、仕事をたくさん獲得するなりというアクションを起こさない限り、収入が増えるコトはありません。
つまり、クライアントに対して何らかの要望を提出する必要があるのです。
優良なクライアントであれば、向こうから単価アップを申し出てくれるコトもありますが、こちらがアクションを起こさない限りこれ幸いとそのままというクライアントも少なくありません。
だからといって、単に「単価をあげてくれ」とか、「もっと仕事をふってくれ」といったところで、クライアント側にそれなりのメリットがなければ受けてくれるコトはないでしょう。
クライアントが望む情報を提示し、こちらの要求をすんなり通す力。
これがすなわち【プレゼン力】です。
しかし、いい記事は書けるのに、ことクライアントとの交渉事(クライアントワーク)になると腰が引けてしまうライターさんも少なくありません。
大抵の場合Webライターの交渉事は、チャットやメールといった文章だけで行いますので、いい記事を書けるライターさんなら、いい交渉文が書けるはずですよね。(もちろん、記事とメールは違いますが)
だというのに交渉事になると腰が引けてしまうというのは、「自分を売り込むコトが苦手」「断れれたらどうしよう」というネガティブな感情があるからでしょう。
そういう方は、実生活でも引っ込み思案で、自分をうまく表現できなかったり、周囲の人に合わせがちになってしまうというタイプが多いのかもしれません。
元々Webライターなどの在宅ワーカーを目指した方は、人付き合いが苦手という人も少なくないのかもしれませんが、それではあまりにもったいなさすぎます。
思い切ってクライアントに自分を売り込むプレゼン力がなければ、『成果』という形で評価されるコトもないでしょう。
突き詰めて考えれば、プレゼン力とはコミュニケーション力です。
相手の要望をうまく聞き出し、必要な情報を提示する。
自分を売り込むというコトも、結局はそういうコトですので、人とコミュニケーションを取る覚悟がなければ、リアルビジネスだろうがネットビジネスだろうが、クライアントワークであるWebライターで成功していくのは難しいかもしれません。
このコトをまずご理解いただいた上で、サケサカが考える3つのプレゼン力についてお読みください。
1.単価アップを目指すプレゼン力
まずは、クライアントに自分のスキルを『数字』として評価してもらうためのプレゼン力です。
文字単価が2倍になれば、同じ作業量でも収入は2倍になります。
Webライターが収入アップを狙う、もっとも効果的な施策ですね。
では、単価アップをクライアントに認めてもらうプレゼン力とは、どういうモノなのでしょう。
これには2つのやり方があると思います。
1つは、「今後〇〇するから単価をあげて欲しい」と頼む方法。
もう1つは、「今が◯◯だから単価をあげて欲しい」と頼む方法です。
前者であれば、例えば今までは記事作成だけだったものを、「構成も作るから」や「WordPressへの投稿も担当するから」など、今担当している仕事以外の作業も担当することを約束し、それに合わせて単価交渉します。
これは、相手がそれを望んでいなければそもそも交渉にすらなりませんが、クライアントがどのように作業しているのかをうまく聞き出し、手が足りていない部分を自分で補いますよという交渉をすれば、案外すんなりと単価アップを飲んでくれるコトは少なくありません。
この時の注意点としては、やる前から単価アップを申し出るのではなく、まずは無料で今以上の作業を担当し、それが認められたら単価をアップしてもらうようにすると良いでしょう。
いってみれば、追加案件のテストを受けるイメージですね。
「〇〇も担当しますので、一度やらせてもらえませんか?ご納得いただけたら、次回以降◯円の単価アップ(もしくはプラス料金)をご検討いただけないでしょうか」
などと切り出すのは、なにもおかしな話ではありません。
次に、もう1つの「今が◯◯だから単価をあげて欲しい」と頼む方法ですが、これは仕事内容は変わらずに、単価のみを交渉するという方法です。
つまり、現時点での自分のスキルが、もらっている単価より上だという自負がなければいけません。
自信が裏付けに必要というコトですね。
しかし、こうした交渉も胸を張って行えるというコトが、Webライターとして成長していくというコトとも同義なのです。
逆にいえば、いつまで経っても単価交渉を切り出せないぐらいの仕事しかしていなければ、それだけ自分が成長していない(自覚がない)というコトではないでしょうか。
自分の仕事にプライドを持つためにも、単価交渉はWebライターの正当なる権利です。
現状◯円でお仕事を頂いていますが、ありがたいことに他社さんからも多くの仕事をいただくようになり、スケジュール的にも厳しくこのままだとご依頼を継続するのも難しい状況になってきました。
もし可能であれば◯円の単価アップをいただければ、□□社様のご依頼を優先的に対応させていただきたいと考えておりますが、ご検討いただけないでしょうか。
など、多少のハッタリを含めて単価交渉をしてみるのも、1つの方法ではないでしょうか。
ただし、相手にも予算はありますので、そこの見極めが出来ていないと「では、残念ですがこれで契約は終了してください」と言われる可能性はあります。
そこへの覚悟がなければ、こうした交渉は難しいかもしれませんね。
2.新規営業するプレゼン力
どれだけ単価交渉を試みても、相手にも予算がある以上、こちらの要望だけを通すというのは一筋縄では行きません。
特に、単価1円未満のWebライター初心者が担当するような案件では、そもそも「安くたくさんの記事を手に入れたい」と考えるクライアントも多く、最初からクオリティの高い記事を求めているわけではないというコトもあります。
このようなクライアント相手の場合や、予算の限られたクライアントへの単価交渉は、やるだけ無駄という場合も少なくありません。
1文字0.5円の単価を1円にするコトを考えるよりも、別の1円の案件を探すほうが効率的というコトは往々にしてあります。
つまり、現在の獲得案件に見切りをつけ、新規案件の獲得を目指すプレゼン力。
これも、収入アップを目指すには必要な考え方です。
クラウドソーシングで高単価の案件を探すのも良し、直接契約のクライアントを探すのも良し。
どちらの場合でも、提案書や企画書などを明確に書いて、自分の実績を提示した上で新規契約を結ぶ道を作るしかありません。
自分がどれだけの実績があるのか。
どれだけのコトができるのか。
仕事にかける想い。
こうしたコトを提案書に盛り込み、高単価の案件をゲットするプレゼン力をぜひ身につけてください。
3.企画提案するプレゼン力
今の単価をアップする。
より高単価の案件を新規獲得する。
新しいクライアントと契約して仕事の量を増やす。
こうした施策でWebライターの収入アップは図られます。
しかし、単価をアップした上で新しい仕事を獲得していく方法も、実はあるんです。
それが、『既存のクライアントに新しい企画提案をする』ということです。
これは、単価アップのコーナーでも書いた、他にできる作業を提案するというのと似てはいますが、本質の部分は全然違います。
例えば担当するメディアに『こういう記事を作ったらどうですか?』『こういうコーナーを作ったらどうですか?』など、企画部分に積極的に提案をするのです。
もちろん、安易な思いつきではダメですが、メディアのアナリティクスなどをしっかりと分析して、そこから導き出される自分なりの答えを元に、より来訪者とCVが増える企画を提案できる。
それができれば単なるWebライターではなく、その上のディレクターとして活躍できる可能性さえはらんでいます。
また、1つの記事を構成に沿って書く場合でも、『こういう内容を盛り込めば、もっと良い記事になるのでは?』といった企画を提案することは、記事をほんとによくしようという思いがなければできません。
クライアントと二人三脚でいい記事、いいメディアを作る。
その観点に立って、より効果があると思える企画を提案するのは、クライアントのためになるだけでなく、当然読者のため、ひいては自分自身のスキルアップのためにも有効です。
その上で企画が認められれば、当然新しい案件が発生したり、新しいポジション、新しい収入が生まれたりするでしょう。
与えられた仕事をただこなすだけでなく、自ら積極的に企画提案ができるプレゼン力。
これも、Webライターとしてはるかな高みに登っていくためには、必要な力といえるのです。
では、また明日!
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