読書感想 不老不死の研究 堀江貴文


僕が経営する会社では毎月「課題図書」を設定し、スタッフはみんなそれを読んで感想を提出することにしています。たいていは論理的思考に関する本だったり、ビジネス書だったりするのですが、数か月前に「40歳からの予防医学」を選定しました。
「科学的知見に基づいた」予防医学の本。ある意味常識的で、「目から鱗が落ちる」ような情報があるわけではないんですが、それだけに信用できる感じがします。
中にはすでに知っていた話も含まれているけど、改めてこういうの読むのってとても意味があると思います。自分に対する意識付けになる。
うちの会社の社員たちも、この本だけが原因ではないが、大分以前より「日ごろからの予防」に気を遣うようになってきたように思います。

さて本書。「不老不死」と大きく出ていますが、取り上げている内容なこちらも良識的。基本的に「最先端の研究」が対象なので、「ほんとに効果があるかどうかわからない」というようなものも出ていきますが、それらの「不確実性」もきちんと説明があり、「医学はこんなところまで行っているんだ」ということを知ることができます。
そして、「40歳からの予防医学」同様、「自分の健康に対する意識を高め、行動に起こす」よいきっかけになる本だと思いました。いくつかは「俺もやってみよう」と思っています。

でも「課題図書」には選ばないかな。

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