見出し画像

酒粕は腐らない!究極の酒かす研究会-応用編-

こんにちは。さけ かす子です。

毎日30度越えで暑い日が続きますね
買ってきた食材は室温に置いておくと
すぐに傷んでしまうので
冷蔵庫や冷凍庫がパンパンです汗

そんな中、酒粕は不思議な食材で
この真夏の間も室温に置いておいても
腐りません。

アルコールが9%ほど含まれるため
腐らないのです。

変化をしないのではなく、
茶色く【熟成】はしていきます

左から、半年、1年、1年半の熟成


特に、最近のように30度を超えると
酒粕の色はどんどん茶色くなっていきます!

発酵食品の力、すごいですよね

もはや酒粕は保存食
とも言えるのではないかと思っています・・・

酒粕には賞味期限が書いてありますが、
賞味期限切れの酒粕もカビが生えていなければ
大丈夫。
(今までの経験上カビが生えたことはないです)

むしろ熟成が進んでいて
美味しくなっていることも♪
この熟成した酒粕を料理に活用すること
でいろんな楽しみ方があるのです


そして先日開催した
7月の究極の酒かす研究会では、
「酒粕の熟成」をテーマに研究を行いました



まずは熟成別のいろんな酒粕の食べ比べ

今回は7種類の熟成粕をご用意
(原田 車坂 東京港醸造3種類 
醸し人九平次 寺田本家)


熟成によって甘味が出てくると思ったら
熟成が進んでいくと酸味に変化していったり

味の変化、色の変化が面白いのです

そしてこの変化がなぜ起きるのか?
科学的な面からの理由がわかると
さらに面白いと思います


そして、お好きな熟成度の酒粕を使って
酒粕プリン作りの実験も行いました

懐かしいビーカーとメスシリンダーを使って調整
動画からスクショしたので画質が悪いです・・

使用する酒粕で見た目も味も全然違うプリンが出来上がり
それぞれの美味しさがありました

そのほか、熟成粕別に作った
酒かすレモンケーキと酒かすガトーショコラの食べ比べも
(写真を撮り忘れました…)


酒粕って体に良さそう、何かに使えそうと思って買ったはいいけど
冷蔵庫の奥底で冬眠している・・・
賞味期限が切れてしまったから泣く泣く廃棄した

という方も多いのではないでしょうか 

酒かす研究会を通じて
こうした熟成の変化を知ることで
酒粕の活用の幅を広げて、酒粕を美味しく食べてもらいたい

そして廃棄される酒粕が少しでも減るととても幸いです。


8月9月の究極の酒かす研究会は
前回、1日で満員となってしまった基礎編を再び開催します。

すでに8月は満席となってしまいましたが、
9月はまだ募集していますので、
気になる方はお早めにお申し込みください

以下詳細です♪
■ 基礎編
2023年8月6日(日)14時-16時 満員御礼
2023年9月3日(日)14時-16時 募集中
酒粕の造り方、食べるメリット、種類などの基礎を学び、
酒粕を楽しむ第一歩として美味しい酒粕甘酒を研究します。

基礎編の詳しい内容はこちらをご覧ください

◼️お申し込み方法&お問い合わせ
お申し込みはInstagram(@mari_sgram)のDMより承っています。
その後、お申し込みフォームをお送りします。
ご質問もお気軽にどうぞ^^

それでは、楽しい酒かすライフを〜



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?