【第1回】リハビリ

初めまして、さかづきです。
普段はごく一般の会社員をしています。社会人2年目も半分を迎え、今まで向き合うことを避けてきた自分の短所やコンプレックスを痛感し、それをため込むばかりだったので、思ったことをどこかで吐き出したいと思いnoteに投稿しようと思いました。
もし同じような悩みを持っている人がいて、その人の目にとまって少しでも共感してもらえたら、生きていくうえで励みになると思います。

初投稿なのでまずはあまり重たくないものから。
言語化能力が低すぎる。
とにかく文章を書くのが苦手。とくに感想文。

小学生の頃、学校行事やイベントの度に作文を書かされた記憶があるが、いつも時間内に書き切れずに持ち帰って泣きながら書いて提出していた。それも半分以上は親が言っていたことを書いていた。
今思うと、作文の書き方なんて、「段落の最初は1字下げます」、「かぎ括弧を1番下のますに書くときは文字も一緒に書きます」といった形式的なものしか教えてもらっていない。それなのにいきなり感想を原稿用紙3枚で書きなさいと言われてもできるわけがないじゃないか。

そのうちに自分が身につけたのは文章を書く力ではなく、いかにしてマス目を埋めるかのテクニック(そんな大層なものではないが)だった。
作文を書くときには、事実を決められた最低文字数まで埋めて最後に申し訳程度の感想を1、2行だけ書いていた。

当時の自分は画期的な方法を発明したと思っていたが、今となってはとても後悔している。
それは、映画やドラマを見たり本を読んだりしたときに感想が「おもしろかった」しか出てこないことだ。

自分が「おもしろい」、「好き」だと思ったエンタメの感想を自分の言葉で言語化できれば、もっと人生が豊かになると思う。
エンタメに触れたときにそこから何かを感じたり学んだりしなければいけないわけではないし、そんな意気込みで見始めてもいない。かといって、感想が「おもしろかった」だけでは作り手に申し訳なさを感じてしまう。
どこがどうおもしろかったのかと聞かれても、「作品全体としておもしろかったし、どうおもしろかったのかと聞かれてもなぁ」と何も出てこない。

そこで、まずは他の人がどんな風に感想を書いているかをTwitterやnoteなどで見てみることにした。
印象に残ったシーンや描写、好きな登場人物などとその理由を考えれば、感想として成立するのではないかと考えた。脚本や構成の善し悪しであったりカット割りの巧さは分からないが、自分が好きだと思った箇所や人物なら見つけられるはず。
まずは作品全体というマクロに対してではなくもっとミクロな部分で考えることから始めよう。

この投稿も「言語化能力が低い」というマクロから「感想が書けない」というミクロで考えて、感想については原因と対策を分析できた。
小学生がやっている「感想を考えましょう」を24歳から始める。
社会人2年生改め、小学18年生です。
noteへの投稿を通じてリハビリしていきます。どうか温かい目で見守ってください。

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