【いちばんすきな花】第7話 ~美鳥ちゃんについての考察から反省すること~

7話が終わると「あと3話しかないのかぁ・・・」と思う。毎週、次の話を楽しみにしてるけど、それと同時に終わって欲しくないとも思ってしまう。
6話は折り返し地点で、まだまだ楽しめると思えるのに、7話が終わった瞬間に最終回までのカウントダウンが始まったような気がする。
なんだか寂しいこの気持ち、ドラマ好きには理解してもらえますかね?

第7話。
椿が引っ越しを決めたことを他の3人に話すところの続きから。
年上組のゆくえはわりとあっさりと受け入れたが、紅葉と夜々は反対した。紅葉は元々は先生に会いに来たが、そこに椿が住んでいたということもあり、少し嬉しそうにもしていたが、部室のようなあの空間がなくなるのは寂しそう。
そんな中で、椿の家を買い戻したいと言う前の家主が、紅葉の探していた先生であると同時に椿の中学の同級生であることが判明。さらにはゆくえの電話の相手で、第1話でゆくえが会いに行ったが北海道に引っ越した後だった志木美鳥で、夜々に将棋を教えた従姉妹のお姉ちゃんでもあった。(ドラマ内では確認中だが、ほぼ確)

1話から出てきてはいたが、ここに来て初めてその姿を見られた美鳥ちゃん。次回はしっかり絡みもありそうなので楽しみだ。
最初の時点では、美鳥ちゃんが最後まで電話の相手としてしか出てこない可能性も十分あったが、ラスボスみたいな登場のし方をするなんて。
前回の話の他の人の感想を見ていて、美鳥ちゃんの考察をされている方がいたけど、自分は全然気付かなかった。

まず、「椿の家の前の家主」と紅葉が会いに来た「高校の先生」というキーワードで、年配の人をイメージしていた。
大きめの一軒家に住んでいる老夫婦のおじいちゃんが高校の先生をしていて、紅葉を教えていたのだろうと勝手に思っていた。
だから、そことゆくえの友達の美鳥ちゃんが結びつかなかったし、もっというと、美鳥ちゃんとゆくえが同級生だとも勝手に思っていた。
今回のゆくえと夜々の会話で、初めて美鳥ちゃんがゆくえの憧れの先生だという情報が出たので、そこまで年上(年下)を考慮できていなかった。

自分って視点が少ないんだなぁと反省した。
別に、考察をして当てたいわけではない。もちろん当たったら嬉しいが、それが目的ではない。
それよりも、自分が「友達=同級生」、「高校の数学の先生=おじいちゃんの先生」という固定観念で見ていたことがショックだった。
4人の悩みや生きづらさみたいなものに共感できるものがあり、それが刺さったことがこのドラマを好きな理由の1つだ。
でも、その悩みや生きづらさを生んでいる悪意のない第三者と自分は同じだったと気付いてハッとした。
もちろん、4人もそういった部分は何かしらはあるはずだ。ない方がおかしい。

このドラマで、今まであまり言語化されていなかった悩みや生きづらさがあると知り、同時に自分が共感できたことで初めて自分について気付いたこともあった。
そういう意味でも、自分には視点が少ない。
当たり前だと思っていても、それが何故、誰にとって当たり前なのかを考えたら、実は当たり前でも何でもないことはたくさんありそう。

感想というよりも自己啓発みたいになってますね。。
もう少し書きたいこともあるので、7話でもう1本書くかもしれないです。

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