会社と社長と資格とか

 映画友達の会社で人材育成でいろいろと大変という話を聞いた。
 若い社長に代替わりして、古参社員との軋轢とか、資格とかの整備とか、やらないといけないとか。

 僕の会社でも同じようなことがあったが、前社長に僕も協力して細かい資格の整備を進めたので何とかぎりぎり間に合うかというところである。まだ間に合ってないが。

 実は10年ぐらい前に最初の資格を取り始めて、社内規定を読んでいたら、資格の整備を進めないと会社の存続が危ない感じだった。
 それもあって、僕は最も必要な電気資格を勉強して第1種電気工事士まで取ったのだが、本当は受電設備もあり電験三種も必須である。
 このことは前社長も良くわかっていて、意識的に整備を進めていた。

 だけど、電気関係の資格は現状、僕と上司の先輩ぐらいしか取れてなくて、僕も8月ぐらいから電気の実務の修行をはじめた。
 
 ところが、グループ会社を経営してる現社長に変わったら、グループ会社の某A社の資格の不備や人材育成(高齢化で)が進んでいなかったので、たまたま、僕がその必要資格を持ってるのでそちらに移籍してくれという話も出ている。
 実は前社長はそれを知ってたので、自分もその資格を取って、僕にも資格修得研修に行かしたのだ。先見の明である。

 A社は家からも近く、小さな所帯だが、いきなり所長待遇で給料も上がるらしいのだが(600万とかなら行くけど、どれぐらい上がるのかは不明)、社長の息子さんもいて結構、大変な職場環境だという。しかも、今の会社を一度、退職して移籍しないといけない。

 今の会社の電気関係の資格を整備できてないのに、それはちょっと無理だと断っているのだが、どうしてもということなら行かないといけないだろう。

 僕の個人的な案としては、前社長に所長で行ってもらって、A社内か、他の会社で人材育成してもらって(10日ほど研修に行って勉強すれば最終テストには合格できる資格だし、取れそうな候補者もいる)、A社自体を根本的に建て直した方がいいと思う。 

 A社には現社長の息子さんもいたりして、本来ならこの方がトップになって資格も取ってA社を切り盛りしていくのが理想である。決して取れない資格ではない。9割以上が合格できるはずである。

 それができるのは必要資格も持って、経験もある前社長しかいないような気がする。雇われ社員の僕では権限権威がなさすぎる。同族会社ためなかなか難しい。

 というプランを僕なりに考えているのだが、なかなか実現は難しいかもしれない。
 僕に何か才能があるとすれば、他人の長所や才能、適性が何となく分かる能力だろうと思う。

 前職で営業とかやってたり、飲み会、合コンの幹事をしたりしてたので、人間をいろいろと見てきたのと、八方美人なので苦手な人はいるけど、あまり好き嫌いで判断せずに人を見るし、色んな人に合わせて対応もできるから。

 逆に好き嫌いの人間関係は苦手で、身近な奥さんとの関係とかが苦手だなと思ったり感じますが、そこは誰もが苦労する所だし、そうでなければ、離婚再婚問題も世の中には起こらないだろうし。

 社長が変わって古参社員と揉めたり、自分の手足になってくれる社員を作ったりするのは実はあまり得策ではなく、ひとつひとつ話し合っていけば、いろんな人の長所を伸ばして上手く組織を回していけると思うのだが、現実はなかなか厳しいですね。

 僕も奥さんとの関係が難しいですね。頑張らないと。


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