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プロレス撮るならこんなカメラ~カメラの選び方 後編~
こんにちは、さかやきです。 前回の記事では、「これからプロレスの写真を撮るなら一眼レフがオススメ!」という記事を書きました。
本記事はその続きになります。
実際にこれからプロレスの写真を撮ってみたいという方に向けて、カメラ選びのポイントなどをお話できればと思います。
前回と重複しますが
※この記事は「これから買うなら〇〇(メーカー)の〇〇(機種)がオススメです!」という話ではございません。カメラ選びは購入者自身が決めることなので、あくまで私がカメラを購入する際に重視したことを述べていきます。
※本記事ではあくまでカメラ本体の話に限ります。レンズについては別記事にて書いていく予定です。
それでは本日の目次です。
ぶっちゃけどのメーカーを選べばいいの?
それでは本題を始めていきましょう。
まず、これを読んでいるあなたが「カメラメーカーといえばどこですか?」という質問をされたらどのメーカーが思い浮かびますか?
「キヤノン、ニコン、それともソニー?」
では下記の画像を見てください。
どれも聞き覚えのあるメーカーばかりかと思います。
この画像に載っている8社が「レンズ交換式カメラ」を製造している代表的なメーカーです。
おおよそ一眼レフを購入する際は上記8社のいずれかのメーカーの製品となることでしょう。
じゃあ、このメーカーのうちどれを買うのがオススメなの?という話になってきます。
※ここからはあくまで私の持論です。
では、参りましょう。
「ぶっちゃけどれでもいい!!!!」
はい。というわけで真面目に話すと、カメラを選ぶ際のポイントというのは「見た目の良さ」「機能が充実してる」「交換用レンズが豊富」「手に取ってみた感触が良い(握りやすさ、重さなど)」「自分が手が出せる価格である」等と人によって千差万別なので「好きなの買ったらええんや!!」というのが私の答えです。
カメラ選びは理想と現実のせめぎ合い
じゃあ「好きなの買ったらええんや!」と言ったところで本当に自分が欲しいカメラは買えるのかというとそれはそれで難しい話なのです。
見出しに書いた「理想と現実のせめぎ合い」というのは
「理想=より高性能なカメラを手に入れたいと願う気持ち」
「現実=自身の収入の範囲でカメラ機材に割ける予算」
「プロレス撮りたいなら一眼カメラ!」と言っておきながら、一眼というのは誰もが簡単に買えるような金額ではないことは一眼カメラを使っている人たちが一番理解してます。
本体だけで軽く10万円を超えてきますし、レンズも良いモノが欲しいとなると数万円~100万円を超えるレンズまで出てきます。
それでも「一眼カメラを買いたい!」と思うならば、予算を組みましょう。
そして、もしもあなたの周囲で一眼カメラを持っている方がいれば相談してみるのも良いでしょう。または、実際に家電量販店やカメラ専門店に足を運んで店員さんに「屋内でのスポーツ撮影用にカメラの購入を考えています。予算は〇〇円です。」と伝えてみましょう。
すると自ずと「現時点で自分が購入できるカメラ」というのが絞られてくることでしょう。
「初めて買うなら入門機!」は間違いではないけど正解でもないよという話
家電量販店のカメラコーナーに足を運んだことのある方はこのような宣伝文句を見たことがないでしょうか?
「カメラ初心者にオススメ!!」
こちらは主にエントリーモデル(比較的安い機種)が並ぶ売場で見られますよね。
実際私も初めて一眼レフを購入した時にはこの宣伝文句に惹かれて買ったものと記憶しています。ちなみに購入したのはニコンの「D5100」でした。
それから数年後に同じくニコンの「D7500」を経て、現在はSONYの「α7Ⅲ」を使用しています。
詳しい人が見たら一発でわかる通り、典型的な買い替えごとに性能と共に本体価格が上がっているパターンですね。
カメラを趣味にしている方の大多数はこのように順を追ってグレードアップしてきたものと私は思っています。
じゃあ「初心者は最初から高性能なカメラを買うべきではないの?」と思われるかもしれません。
その問いに対する答えは私のこれまでの経験を踏まえると、むしろ逆で「新しくて高性能なカメラほど簡単に良い写真が撮れるので、初心者でも予算が許すなら買ってもいい!」という結論に達しました。
ちなみに言っておくと、型落ちの上位クラスのカメラより最新のエントリーモデルの方が場合によって高性能だったりもするので懐事情と相談しながら最適な1台を見つけ出したいところですね!
カメラに完璧を求めすぎない
以前書いた記事の中で私は、「理想のカメラは存在しない」と書きました。
その中で自分の予算の範囲で理想に近いカメラが選べれば良いですよね。
そしてこの記事を書くにあたり私はもうひとつの結論に達しました。
それは「カメラに完璧を求めすぎない」ということです。
とある方が写真の編集を料理に例えていました。それを読んで私も思うところがありました。
「カメラで撮れた写真は"完成された料理"ではなく"食材"である。」
では食材を料理にするためには何が必要か?
調理することです。写真にとって調理とは、つまり編集作業が必要になってきます。
私は以前、ツイッターに下記のようなツイートを載せました。
写真の編集について質問が来たのであまり見せたくないのですが、編集前と編集後のわかりやすい例を挙げておきます。 pic.twitter.com/i5mNjQuloX
— さかやき sakayaki (@sakayaki_SZK) October 11, 2020
編集前の写真は食材、それを調理(編集)することによって料理(編集後の写真)となります。その人のセンスや工夫次第でいくらでも写真というのは印象が変わるのです。
すでにカメラをお持ちでプロレスの写真も撮っている方。
なんかいつもイマイチな写真ばかりでSNSで見るような上手い写真が撮れないと思っている方。
カメラ本体を買い換える前に先の記事で述べた通り「レンズを変えてみる」そして「編集ソフトを導入してみる」ことを私はオススメします。
ちなみにレンズを購入するよりも編集ソフトを導入する方が圧倒的にコストパフォーマンスは優れています。
ただし、どんな失敗写真でも編集によって蘇らせることが出来るかと言えば限界はあります。そこはより調理のしやすい素材を生み出すためにより高性能なカメラ・高品質なレンズ・適切な設定が必要となってくるのでこだわっていきたいですよね。
まとめ
3回に渡って同じテーマで書いてきましたが、少しでも参考になりましたでしょうか?あまり偉そうに語れるほど技量も経験も無いのですが、経験が浅いなりのアウトプットとして頑張って書いてみました。
カメラ選びにおいても運命の1台というのが必ずあるはずなので、皆さんもそんなカメラと出会えたら素敵ですね!
もしカメラ選びなどで質問などあれば質問箱もやってますので、投稿してくれたらツイッターやnoteで答えます。
ここまで読んでくださりありがとうございました!
また次回の記事でお会いしましょう!
追記(2020.10.24 更新)
この記事を書いた後に、プロカメラマン兼YouTuberであるイルコ・アレクサンドロフ氏のこの動画を見返してみたらほぼ全て自分が伝えたいことを書いていたので追記としてこちらにリンクを貼っておきます。
すごく参考になりますので、これからカメラを始めたい方はご覧になってください。
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