あなたが萎びてやる気がないのは塩のせい【塩が足りないすべての人へ】

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どうも健康オタクのサカト@バイオハッカーです。

今回は『塩』のススメです!

塩で健康、元気ハツラツになっちゃおうという話。

塩って、実はめちゃくちゃ大事なんですよねー。

「塩?いや、自分とは関係なさそうな話〜」

と思った方にこそ、ちょっと注目して欲しい。

塩は、かなり多くの場合に『盲点』になってます。

この note が対象にしている読者は、いわゆる『健康的な』食生活を心がけている方かもしれません。

ジャンクフードは避ける・減塩・野菜や果物をたくさん食べる・水をたくさん飲む・有酸素運動で汗をかくetc…。

素晴らしいと思います。

現代社会がこれだけ誘惑の多い中で、それだけのライフスタイルを確立した努力は本当に素晴らしい。

しかし、それで実際どうでしょう?

活力に溢れた毎日を過ごせていますでしょうか?

もしあなたが「どうにもだるい」であるとか

「食欲が無い」であるとか

「なにかやる気が出にくい」と感じていらっしゃるのであれば、この先を読み進める価値があるかもしれません。

実は、上記のライフスタイルにはちょっとした注意点があるのです。

後述しますが、私自身は『塩』へのアプローチによって、これらの不調に対応できた実感があります。

もし「いやいや絶好調だよ!」と言うのであれば、その調子で続けられるのが良いでしょう。

この先を読み進める必要はないかもしれません。

さてTwitterでこのnoteに寄せられた感想を見つけたので、3つほど紹介させてもらいます🙂

コメントありがとうございます!

塩の意識的な摂取によって私に起こった変化


塩の意識的な摂取で私が実感できた変化は以下のものです。

・やる気の向上

・食欲の増進

・胃腸の調子UP

・疲れにくくなる

特に強く感じるのは「食欲の変化」です。

塩が抜けていると食欲が出ないのです。

SNSで私が「塩は大事だぞ〜!」と発信していましたら

「私も塩で改善しました!」という方がちらほら。

曰く

・低血圧の解消

・低体温の解消

・生理痛改善

なども見られたとのこと。

「増塩なんて、誰も耳を貸さないだろうな」と思っていましたので、反応があったときは驚きました。

気づく人は気づいているものですね。


陸上に上がった生物の最重要課題は「水と塩の確保」


今、おそらくここまで読んでみても

「まぁ…どうでも良い話かな」

という印象があると思います。

あまりにも塩というものがありふれたもので、ピンと来ないのですね。

しかしナトリウムほどに、人体にとって重要なミネラルはないと言っても過言ではありません。

実は人体の水、『細胞外液』はその起源は「海」から来ています。

海は、かつて細胞外液と同じ濃度でした。

というか、海で生まれた生物が陸に上がったわけですから、ある意味当然の話です。

その後、地球の変化と共に海は濃縮され、今のように「しょっぱい海水」になったそうです。

陸生の生物にとって最重要の課題は「水と塩の確保」です。

塩がなくては水の保持もできないのです。

いかに塩が大切なものか、生命の起源を考えても、推察することができます。


「健康っぽい」やり方にご注意


先述しました『減塩・野菜・果物の大量摂取・有酸素運動・サウナ・水の多飲』など…

これらは、いかにも「健康っぽい」ですね。

もちろんこれらを否定する訳ではないのですが、実は要注意です。

ちゃんと、知識として知っておくべきことがあります。

上記のものはどれも、「体の塩を抜いてしまう」ということです。

『野菜・果物』には一般にカリウムが多く含まれ、これはナトリウム(「塩」は塩化ナトリウム)と逆の働きをします。

『有酸素運動やサウナ』は汗をたくさんかくことになるため、汗と一緒にかなりのナトリウムが失われることになります。

ご存知のように、熱中症は大量の汗でナトリウムが抜けてしまうことも原因のひとつです。

そこに加えてモデルさんなんかが良く言う「水をたくさん飲む」という方法をそのまま盲目的に実践すると、ますますいけません。

体がどれくらい水を吸収できるかは、ほとんどが塩分で決まります。

体に塩分が多くあれば、それだけ多くの水分を吸収・保持できます。

逆に塩分が抜けていたら、いくら水を飲んでも体に水分を留めることができません。

汗でナトリウムが抜けているのに、真水ばかりを飲むとどんどん水が抜けてしまい、熱中症を助長してしまいます。

必ず電解質(つまり塩分!)と一緒に水を飲まなければならないのは、そういうことなのです。

ちなみに私は野菜・果物も食べますし、サウナにも入りますし、水も多く飲みます。

ただそれは塩が抜けることを理解した上で、です。

特にサウナの前後などは、塩分の水分の摂取をかなり意識します。

このあたりを無自覚に行ってしまうと、危険なこともあるでしょう。

しっかりと理解した上で楽しむのが理想です。


高血圧は問題なのか?


「血圧が高いから塩分を控えましょう」と言われてきました。

そもそも、高血圧は何が問題なのでしょうか。

血圧というものは、そもそも全身に血を巡らせるために必要なものです。

血圧が低いということは、組織へ栄養素を届けたり老廃物を回収したりする能力が低いということ。

血圧というのは、健康な代謝を保つために必要な要素なのです。

この血圧が問題になるのはそもそも血管がボロボロの人なのではないでしょうか。

血管がボロボロの状態で血圧が上がると、当然ながら血管が切れて出血するリスクが上がります。

しかしだからと言って「高血圧が悪い」ということになるでしょうか?

いいえ、血圧は健全な血液循環のために必要とされるもの。

問題は「血管がボロボロであること」ではありませんか?

健常者の場合、まずは低血圧の方が問題だという認識が必要です。

『日本人には塩が足りない』という本があります。

著者によると「塩が足りないと無気力になる」とのこと。

これは私も体感的に非常によくわかります。

著者によると「塩抜きの刑」というものがあり、塩を食べさせないことで受刑者を大人しく無気力にさせていたのだとか…

なんであれ「高血圧は悪い」「塩を控えろ」一辺倒の今の医学的指導には疑問符がつきます。

ことはそう単純な話ではないのです。

もちろん、後述しますがいくらでも塩を摂取していいということでもありませんが。

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