2020年1月7日(火)

お正月休みが終わり、はや2日間の営業が終了しました。

この2日を通じて感じたのは、
営業側の持つ危機感と、制作側との意識のギャップです。

当事者意識と傍観者との違いと言ってもいいかもしれません。

営業は年始のご挨拶や決算月ということで
矢面に立つ機会が多い分、環境的にも危機感を持ちやすく、
一方 制作はまだ新たな仕事というよりも
年末の残務処理的な作業が多いタイミングのため、
どこか休みボケが抜けきらないのかもしれません。

しかし、
このギャップの積み重ねが営業側にストレスを与え、
制作側への不信感につながっている
のだと思うと、
ひとつの組織として憂慮すべき問題だと思います。

仕事を依頼する立場の営業と、
受ける立場の制作という構造上、
このギャップには多かれ少なかれ
他の広告会社も悩んでいることと思います。

しかし、
それを仕方のないことだとあきらめながら受け入れるのではなく
克服できれば、他の広告会社との差別化を果たし、
制作も当事者意識を持った強い組織へと生まれ変われるように思います。

改革には痛みが ともなうとは小泉元首相の発言ですが、
人間は本能的に保守的で、変えることを恐れる生き物だと言います。

しかし、
その先にある豊かな未来像を会社のみんなで描き、
信じられると思えれば
いまの痛みにも耐えられると思いますので、
まずは受け入れ、挑戦してみるという土壌づくりを
率先して行動で示していきたいと思います。

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