[マッチプレビュー] 明治安田生命J1リーグ 第32節 北海道コンサドーレ札幌 vs ジュビロ磐田 @札幌ドーム
◆はじめに
こんにちは。SAKASHUです。今回は、北海道コンサドーレ札幌戦のマッチプレビューです。
◆順位表
31節終了段階で、北海道コンサドーレ札幌は暫定8位、ジュビロ磐田は同18位となっています。
札幌は、今季のJ1の3位以上および16位以下はないため、ACL出場権争いおよびJ1残留争いには直接かかわっていません。
一方の磐田は、前節の敗戦により15位との勝ち点差が3試合を残して10となったため、16位以下がすでに決定しています。また、16位との勝ち点差は6となっています。今節の試合結果の如何によっては、2013年以来のJ2降格が決まってしまいます。J1昇格プレーオフの16位を目指して残り3試合を戦っています。
◆過去の直接対決の成績
直近5試合では、札幌の4勝1分0敗となっています。磐田が苦手としているチームの1つです。
今シーズンはリーグ戦とカップ戦のプレーオフで計3試合マッチアップしましたが、いずれも1-2で札幌が勝っています。
また、上記の5試合では、磐田の監督は名波浩氏でした。
◆直近の試合結果
リーグ戦直近5試合の結果です。
札幌は1勝1分3敗、磐田は2勝1分2敗となっており、磐田の方が勝ち数1多いです。
得点はともに6点ですが、失点数が磐田は7に対して札幌は11と多くなっています。札幌は、大量失点する試合と最少失点or無失点の試合が交互になっています。
一方の磐田は無失点の試合はありませんが、1、2失点に抑えています。
◆怪我・出場停止
北海道コンサドーレ札幌
駒井 善成、濱 大耀
ジュビロ磐田
なし
◆スタメン・フォーメーション予想
前節、札幌は横浜FM相手に4バックで挑んだのですが、あれは横浜戦用のやり方らしいので、磐田戦はいつもの3-4-2-1で挑むと思われます。
総得点のうち、半数近くの24点をとっている、ジェイ、鈴木武蔵、チャナティップのトリオは破壊力抜群です。また、ルヴァン杯決勝でローランド氏が言及しており、前回の対戦時にゴールを決めたアンデルソンロペスにも注意が必要です。さらに、DFながら6ゴールをあげ、シュートの25%がゴールに入るという驚異的決定率を誇る、日本代表の進藤や、中村俊輔ばりのフリーキック精度を誇り、ルヴァン杯決勝でもビューティフルゴールを決めた福森など、要注意選手がたくさんいます。
一方の磐田は、前節のFC東京戦から大きく弄ることはないと思われます。フベロ体制当初はメンバーを入れ替えながら試行錯誤してきましたが、ようやく固定されはじめました。これが現状のベストメンバーだと思われます。
最後に
磐田は残り3試合、負けた時点でJ2降格が決まります。また、引き分けや勝利でも他チームの結果云々で降格が決まります。
誰もが分かっているとは思いますが、勝利しなければ残留への道は開けません。他会場の結果よりも、まずは目の前の札幌戦で勝利することだけに集中してほしいです。
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フベロ・ルビオル体制になってから約3カ月たちましたが、ボール保持、最終ラインからのビルドアップ、サイドからの再現性のある攻撃などができるチームになってきました。
さらにほとんど試合に出られていなかった選手たちが新体制のもとでいきいきとプレーするようになり、結果も残してきました。
選手たちからも、今のサッカーに好感触を得ているようです。
8月に就任したフベロ監督は、ぶれずに自身のやり方をチームに植え付けてきた。初陣から3試合連続無得点と当初は手探り状態だったが、ここにきて選手はスペイン人指揮官が目指す方向性に信頼を寄せる。MF上原は「全員がしっかりポジションを取ることで、平等に走れる。選手の配置は大事と感じている」と失っていた自信を回復させている。
前節9日のFC東京戦でチームの走行距離は107・82キロと相手より3キロ少なく、シュート数は7―6と上回った。試合は0―1で敗れたが、優勝を争う上位との戦いで手応えは残った。DF大井は「ポジションが明確になり、ボール保持者がパスを出すのに迷わなくなった」と話した。
フベロ監督は「攻守とも良くなってきたことは試合を見ての通り。ここから大事なのは精神面。残り3試合、選手全員に自信を持たせたい」ともう一工夫を加え、勝利につなげる構えだ。
試合を重ねるごとにチームとして上達していくのがわかり、そのため、残留争いによる独特の緊迫感とは別に、毎試合わくわくしながら観れるようになりました。そのため、6年前や昨年の残留争いよりは全然悲観的にはなっていません。
今シーズンがどういう結果になろうとも、来シーズン以降もフベロ監督とルビオルコーチが指揮するジュビロ磐田を見たいです。2人の続投を希望しています。