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村の奉仕作業で気づいた偉大な気づき

連日猛暑が続く中、本日は実家の集落の奉仕作業へ。
長時間、炎天下の中での草刈り。

こういう時のために空調服を買っておいて助かった。
第一印象は「服に扇風機!?」という半信半疑な気持ちだった。
しかし着てみてビックリ。これが本当に涼しい。
体中を循環する風がなんとも気持ちいい。

ただやはり本日も35度越えの暑さ、なかなか辛かったが汗水流しながらなんとかやり通すことができた。

そして帰宅してひと段落し、ふと重大なあることに気づく。

今日のような炎天下での肉体労働と、
日々の仕事であるクーラーが効いた涼しい社内での8時間のデスクワークと窓口応対。
これを比べてみると、後者の方が俄然疲労感があるのだ。
会社での仕事では、ほとんど体を遣わず毎日営業や顧客へのクレーム対応を行っている。
その会社でのストレスの方が、肉体労働のストレスより大きいのだ。

もちろん個人差はあると思う。
こんなことを書けば、フルタイムで毎日屋外でお仕事をしている方に怒られるかもしれない。
それでも私の場合、精神的なストレスのほうが肉体的なそれよりどうやら大きな負担になっているようだ。

心と体は繋がっている。
対人のストレスは心を疲弊させ、そしてその疲れを体全体に行き渡らせる。
比較的定時に定時に帰れる環境の私でも、毎日帰った途端ソファにぐったり横になる。
現代人のストレスは相当なものだと思う。

私はバセドウ病を患っており、心身ともに疲れやすい体質だ。
だからこそ、自分の仕事の在り方について、未来を見据えて考え直さなければいけない気がする。

この世で生きていくためには、お金を稼がなければいけない。
お金を稼ぐには、誰かの役に立たなければならない。
誰かの役に立つことと、誰かとかかわりあうことはイコールだ。
だから私たちは対人関係から逃れることはできない。
アドラーも人間の悩みの全ては対人関係の悩みと言っている。
それでも働き方によっては、人とのかかわりを少なくできるかもしれない。

不特定多数の顧客と毎日話す接客業に従事している私は、今になってストレスの元凶がこの対人関係だと気づき、まさに少しでも対人関係を少なくできる仕事に転職しようと考えている。
だらだら今の仕事を続けるよりかは、今変わらねば。

今日の奉仕作業が、改めてその気持ちを後押ししてくれた。


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