刺激のない日常

楽しいことは好きだ。笑える出来事があるのは良いことだし、幸せになる。願うならずっと笑って生きていたいが、まあそんな訳にもいかないわな。笑うってことは何らかの刺激があると思うんだけど、それがね、自分にとって良い効果をもたらすから楽しいんだよ。あ、何を当然のことを物知り顔で言ってんだか。……まぁ、良い刺激は笑顔になれるってことなんだけど。人生ってさ多分、人を絶望に落とす刺激も必ずあると思うんよ。それでさらに絶望なのが、人はそうそう変われないから、絶望は何も良い効果を自分にもたらさないこと。ただ、「僕はすごく落ち込みました。もう生きていけません。」っていうドン底まで気持ちを下げておいて、劇的な変化までもたらすかどうかは、個人の潜在力によるのよ。多分。私なんて絶望したにも関わらず毎日何かしら優しい出来事が起きてくれていたもんだから、絶望が影を潜めることになった。でも消えた訳ではないから絶望はふとした瞬間に当時のフレッシュな気分に沈めてくれるんだよねぇ。もう無理だって感じる出来事もまた、刺激の一種ではあると思う。タチが悪いのよ。気分が落ちてもなーんにも良いことない。自分を成長させるなんて嘘じゃない?それは挫折か。鬱みたいになったところで高くジャンプして成長できるかは個人にかかっている。……残念なことに、私は違ったみたいだからなぁ。鬱にはなったが、周囲の優しさ、甘い誘いに乗ってしまった。その優しさを有難いと感じて、自分できちんと人生の岐路を選択できていればなあ。刺激のある人生を無駄にしている、そんなことばっかでたまに無性に腹が立つ。『セルフイライラデー』とでも名付けようか。。

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