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'21 個人的バズリ曲選③【終】:海外音楽編

「個人的バズリ曲」シリーズ、ついに③まで来てしまいました。一年のうちにバズりってこんなに何回も(何曲も)起きるものなの??
そろそろこのnote自体もバズって、ついでに皆さんの「個人的バズリ曲選」も知りたいななんて思ったりしています。
曖昧な定義ですが、とにかく今年突然めちゃくちゃハマった!という曲があれば知りたい & 聴いてみたいです~!!

第三回となる今回のテーマは、「海外の音楽」です。前回前々回同様、「個人的」なバズりなので、流行に乗っているのか反っているのかはご自身のご判断でお願いします(投げやりなスタイルですみません…)。


Don’t Look Back in Anger / Oasis

oasisのこの曲!!というより、全体的にoasisの曲はよく聴いているのですが、特に今年聴いたかもなと思ったのでチョイスしました。

リアムとノエルの2人、ギャラガー兄弟を中心として結成された、90年代ブリット・ロックの真っ只中にいたアーティスト。今は兄弟仲が悪いせいで活動していないけど(笑)、当時のブラーとの争いとかリアルタイムで見てみたかったなあ。

今年公開の映画「ネブワース1996」も観ました。この映画は、オアシス絶頂期の1996年にイギリスのネブワースという場所で行われた、野外ライブのノンフィクション記録映像。チケット争奪戦とか、よりステージ近くで見るために数日前からの会場入りとか、oasisファンの熱狂ぶりを少しうらやましく思ったりした。
そしてぎゅうぎゅうに詰まった野外ライブで盛り上がる感じ、ほんとうに良いなと思いつつ、「感染の不安とかも同時に考えると、自分がこのすし詰め状態の会場に入りたいとは思わないかな~」なんて、現実的に捉えてしまう自分がいるのが本当にもどかしい。

あと今年、ツイッターで流れてきて無料期間中にさらっと読んだ漫画「ルックバック」も、タイトルもだしイラストも含めて、この曲のオマージュが入っていたっけな。登場人物2人の葛藤があっていい話だった記憶がある。

オアシス、聴く曲がいっぱいなので初めて聴くときはすごく躊躇しまうのだけど、適当に片っ端の有名どころから聴いて、好きな曲を見つけていく感じでいいんじゃないかなと思います、個人的には。
もちろん、リリース当時のようにデビューアルバムから順序だてて聴いてみても楽しかったのだろうけど、私は前者の聴き方をしてしまいました。早々からすごいのがオアシスなんですけどね。


ใกล้ /SCRUBB 

はるばる東南アジアの国、タイの音楽です(oasisのイギリスよりは断然日本から近いけど)。
タイ人アーティスト、scrubb(スクラブ)が歌っているใกล้(読み方:グライ、「近い、近くに」という意味)という曲です。英語タイトルは「Closer」。

知る人ぞ知る...という感じかもですが、去年頃から大ブレイクしたタイドラマ「2gether」のなかで、物語の流れにもかかわる重要な役割を担っているのがこの scrubb の音楽です。
そもそも「主人公が好きなアーティスト」という設定なのですが、毎回のエピソードで異なる曲が挿入歌として使われるほか、劇中に主人公たちが歌ったり、演奏したり、scrubb本人が登場したりと、ドラマの流れの根幹にscrubbの音楽たちがあるといっても過言ではないかと思います。

私も去年頃このドラマを観ていたのですが、俳優さんやタイドラマそのものというよりも、私はこのscrubbにハマっていました。

いまいちタイでの知名度がはっきりと分からないのですが、2人組、ギター持ってる、バンコクを中心に現地ではポピュラー、ギターポップな音楽というところから見るに、日本での国民的2人組ユニット「ゆず」「スキマスイッチ」あたりの位置づけではないかと踏んでいます。(笑)

今回ここに挙げた ใกล้ は、メロディも取っつきやすいし耳に残るし、結構気に入ってリピートして聴いていました。

歌詞の内容としては、「息ができないほどあなたが「近い」と感じる、偶然出会ったからなのか?もし道が分かれるとしても、あなたはいるのか、それともいなくなってしまうのか?」といった感じでしょうか... 。うーん、いつかタイ語訳とか出してみたいですね。

Spotifyによるとこの曲を私は一年でかなり聴いていたようで、48回リピート?とかしていたらしいです。Spotifyさんこんな統計とってたんですね、恐ろしい。

メロディだけでも素敵なので、ぜひ一度物は試しで聴いてみてください。



Till Forever Falls Apart / Ashe, FINNEAS

正直なことを言うと、ここまでやってきた「個人的バズリ曲選」の中で、「2021年リリース曲+自分が元々存在を知っている+しっかり心待ちにして聴いた曲」はこの一曲だけな気がします。

アメリカのアーティスト Ashe (アッシュ)のメジャーデビューアルバム・「Ashlyn」からの一曲。この曲は、グラミー賞も受賞したBille Eilishの実兄・サウンドプロデューサーの FINNEAS との共作。Asheの伸びやかな歌声と、FINNEASとのハーモニーがとっても素敵です。
そして歌詞にある、愛の示し方がすごく素敵。

If the tide takes California
I'm so glad I got to hold ya
And if the sky falls from Heaven above
Oh, I know I had the best time fallin' into love

訳(ちょっと意訳):
カリフォルニアが波に飲み込まれようとも、
あなたを抱きしめられるのが幸せなの
天国の上から空が落ちてこようとも、
恋に落ちるという最高の時を過ごせたんだから

We've been livin' on a fault line
And for a while, you were all mine
I've spent a lifetime givin' you my heart
I swear that I'll be yours forever, 'til forever falls apart
'Til forever falls apart

断層線の上で生きてきたけれど、
あなたが私のものになったのは少しの間だけ
人生をかけて心を捧げる
私はあなたのものになるって永久に誓うの、
バラバラになるまで

Ashe自身は、このアルバムリリースまでに離婚や兄の死別などを経験していますが、この曲では純粋な愛が歌われているのも素敵なポイント。

ちなみに今年の上半期頃までは、私のnoteでスキの♥マークを付けてくれた方への一言コメントで、「Asheの曲がおススメ」というような内容をランダムで表示させていました。
個人的に猛プッシュアーティストなので、これからも推していきたい所存です。(笑)

正直全曲プッシュしたいのですが、今回は初めての方にも聴きやすく入りやすい楽曲かなと思い、この曲をセレクトしてみました。本作では、自身の楽曲をOne DirectionメンバーのNiall Horanとコラボして歌っているものが入っていたりと、話題性も抜群です。


ぜひ、「Ashlyn」、そしてAsheの曲をみなさんに聴いてほしいです。




Meet Me In St. Louis / Judy Garland 

たまたま親が見ていた映画『若草の頃』から、挿入歌になっていた一曲。楽曲の邦題は「セントルイスで会いましょう」。
歌っているのはジュディ・ガーランド、あの『オズの魔法使い』の主演女優としてドロシーを演じ、「Over the Rainbow(虹の彼方に)」を歌っていた方です。

彼女の歌声は『オズの魔法使い』でしか知らなかったのですが、幾つでも透き通るような美しい歌声なのがとっても良いですね。

キャッチーな歌詞とメロディということもあって、暫くリピートしたり歌詞を調べたりと、時と時代と国境を超えて、個人的バズでした。
映画自体もミュージカル調で、挿入歌を一緒に歌いながら話が進むことがほかのシーンでも出てくる。劇中の女性たちの服装がかわいいし、ジュディ・ガーランドの眉上バングもかわいい。


Whatever You Want /Status Quo

1979年のアルバムです。僭越ながら今年初めて知ったバンドなのですが、良すぎる!!!!しれっと書いてますが、本気で、今年出会えて得したバンド第一位です。

どう考えてもテレキャスターギターだ!って感じさせるジャキジャキなサウンドのギターが本当に良い!!!

フォルムも音もテレキャスター推しの自分*にとって、このバンドはかなりツボに入っていてすごく好きです。このバンドから出たアルバムで、テレキャスター2機をクロスして置かれているジャケ写のものがあるのですが、ジャケ写を見ただけで 楽曲を聴くまえからなんだかぐっと来てしまいました。

(*厳密に言うと、テレキャスターとジャズマスターが好きです。ナンバーガール由来なところもありますが。)

メロディがループする系の楽曲が多いのですが、弾かれているのがすごく良いメロディで耳に残るんです。

そしてまたすごいところが、このバンド、今も活動を続けているらしい。
以下、Wikipediaの引用です。

ステイタス・クォーは、イングランドのロック・バンド。 ブギー・ロックの代表的なグループとして知られる。本国では重鎮的存在として国民的支持を得ており、その活動は50年以上に及ぶ。
(wikipediaより引用)

なんと1962年結成のグループ。強い、強靭すぎる。
バンドメンバーの交代は幾度となく行われてきたようですが、フランシス・ロッシ (Francis Rossi)(Vo. G.)さんのみが結成当初からずっと続いているという状況だそう。
YouTubeでライブ映像を見たのですが、ロッシさんの外見こそ変われどプレイスタイルは変わらず楽しそうな感じ、すごくかっこいいです。

ちなみにロッシさん、現在、御年72歳
結成当初のほかのメンバーのなかには、病気で今年に亡くなった方がいたようですね。ご冥福をお祈りします。


話をボーカル・ギターのロッシさんに戻しますが、ロッシさんが持っている緑のテレキャスター、20代の時に1万円程度で購入したものをずっと改造しながら使い続けているのだとか。自分もギター楽しく練習し続けようっと~。


もう興奮から途切れ途切れになってきてますが、とにかくこのStatus Quoというバンドに関するすべてのエピソードが、すごすぎる。

音源だけでもこんなに最高なバンド、生で聴いたらほんとうにぶっ飛ぶくらい耳が幸せになりそうだな~~。日本でライブあったらどんな状況でも行く。



いかがでしょうか。突如シリーズ化させた「バズリ曲選」、無事③まで記録できてよかったです。本当に自分主観ですが、みなさんにもぜひシェアしたいなと思い書いていたので(③となる今回は特に!笑)その思いが伝わっていたら嬉しいです。海外アーティスト、早く来日しやすい情勢になるといいな~~~~。


どうしても残したいnoteの下書きがまだまだ溜まっています。そういや「冬に聴いちゃう音楽」も投稿してなかったな。シリーズ化してnoteいっぱい書ける人、すごい。
ただとりあえず、今年のアップロードは(もしかすると)今日が最後かもしれないです。

2021年は去年と比べてnote更新するのが楽しかったな。去年よりもだいぶ気兼ねなくnoteが書けるようになった気がします。今年の初めに書いた目標「去年よりもう少し投稿したい」もまあ達成できたし。

来年も適度に続けられたらなと思います。

みなさんどうぞ良いお年を~!


これからもサイコーな音楽を聴いてnoteにします!よろしくお願いしますᕦ(ò_óˇ)ᕤ