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#2021年上半期ベストアルバムから気になった一枚を聴いてみた

「#2021年上半期ベストアルバム」。

6月末、Twitterで音楽好きの人達がこんなタグをつけた投稿をして盛り上がっていたのをご存じでしょうか。

2021年の上半期(1~6月)にリリースされた新譜(もしくはその間に自分が出会った楽曲も含まれる...?)で、 いいなと思ったアルバムを幾つか挙げるためのタグ みたいです。

 私はたまたまタイムラインに流れてきたのを見ているだけだったけど、多くの音楽好きなアカウントの人達の投稿を見ているだけでも、結構選ぶ楽曲の傾向があったりして楽しかった。
洋楽・邦楽と分けて挙げている人とかもいて、そういう趣向による違いも面白かったですね。 

 ただ若干、このタグはあくまでもTwitterユーザーの「記録用」であって、誰かほかの人に布教するために使っているわけではないかなという印象を受けました。
自分の中で聴いたアルバムを整理して書き込むという、記憶の収納棚の整理みたいなイメージでしょうか。 

 そんなタグを検索してざっと見ていくなかで、多くの人が候補に挙げていたのが、フィラデルフィアを活動拠点とする Japanese Breakfast の「Jubilee」(2021年6月4日リリース)。私はこのタグを見てからちゃんと存在を知り、聴きだしたアルバムでした。 

 ただ自分がみた時には、少なくともこのアルバムを「上半期ベスト」として挙げているツイートは10個ほどありました。
6月末までの #2021上半期ベスト として入れるのに、リリース時期が丁度記憶に新しい時期だったというのもあったかもしれません。


ちなみに  「Jubilee」とは、「祝祭」、「記念日」などの意味があります。

聴いてみて、すごく心地いい曲たちですね。歌声と音が落ち着いていて、安心感を感じられる音楽かなと思っています。楽器も色々なのが入っている感じで、聴いていて楽しいです。
「Be Sweet」、「Kokomo, IN」、「Tactics」とかが個人的にお気に入り。 

 Japanese Breakfast?!日本の朝ごはん?!っていう彼女の名前への驚きも束の間、アルバム自体を聴いてみるとすごくポップな曲調が多く、かつ要所要所でキレがあって、ほんと朝おしゃれなカフェとか図書館に向かう間の散歩道とかで聴きたいな〜〜って感じの曲たちという印象があります(だから彼女はこの名前、というわけではないみたい)。 

 ちなみにこの異彩を放った名前を持つ「Japanese Breakfast」さんですが、 ご本人は米国出身の父と韓国出身の母のもとで韓国・ソウルで生まれ、フィラデルフィアで育ったのだそう。
日本自体も結構好きなようですが、彼女のTwitterでも「I’m Korean」とプロフィールの所に書かれていて、そのお茶目さにちょっと笑ってしまいました。 https://twitter.com/Jbrekkie?s=20

 もともとはMichelle Zauner(ミシェル・ザウナー)として「Little Big League」というインディーバンドのメンバーとして在籍していて、個人としての活動はこのJapanese Breakfastとしているそうですね。

このアルバムが3作目とのこと。 彼女自身の情報は、以下のサイトを読んで少し勉強させてもらったので、ここでシェアさせて頂きます。


◆ 

 「#2021上半期ベストアルバム を見て気になったアルバムを実際に聴いてみる」、を経験して、シンプルな感想が2つあります。 

 ①いいアーティストに巡り会えた

 ほんとにシンプルですが正直これに尽きます。 #2021上半期ベストアルバム のタグを付けて投稿している人たちのTwitterプロフィールに飛んでみると、「音楽好き」と書いている人が大半だったような気がします。

つまり、ツイート主は音楽プロデューサーや作詞家・作曲家・レコード会社などではない一般の人かもしれませんが、少なからず音楽に関心があって、今期もよくいろいろな音楽を聴いてきた人たちという場合が多いようです。
 そんな人たちがこぞってツイートするくらいには良盤という「Jubilee」、実際にすごく素敵な曲でした。最近はSpotifyというAIにお勧めされた音楽ばかりを聴いていると気付いたわたしは、久しぶりに「人」が発信しおすすめしている音楽だと思うと、楽曲を調べるのもなんだか楽しかったです。

今回のように、自分が発掘していなかった素敵なアーティストを見つける手段として、このタグは有効かもしれません。例えば上半期にアルバムリリースした日本のアーティストとして KID FRESINO や CHAIなどは先日のフジロックにも出演していましたね。ツイートタグを見ながら新しいアーティストを見つけたり、新譜があるのだと気付いたりすることができました。 


Twitterユーザーの趣向を知るきっかけになりそう

このタグを付けて投稿をしている人のアカウントを見てみると、音楽について語るアカウントだったり、noteとの関連で話している方もいるようですね。

「音楽」といっても幅広いジャンルがあるわけで、そのなかでこの タグツイートで投稿すると、「どういったタイプの音楽を聴くのかな」と周りのフォロワーに教えたり、はたまたフォローしている相手の好きな音楽を知るきっかけになりそうです。

新しい音楽を知るだけでなく、既存や新規の人とのつながりを作ることもできるんですね。SNS、やっぱりすごいや。 (SNSといえば…。スッ(自分のnoteをシェアする音))



 下書きnoteの消化ということで、8月の終わりというすごく妙な時期にこのnoteを上げてしまいました。 下半期も既にかなり、というか2ヵ月ほど経っていますが、わたしもちょこっとした時に、2021年にリリースされていたもののなかで 私なりの「ベスト」について話して行こうかなと思います。 上半期のものでさえも年内に語りきれる自信がいまいちないですが..…。いまのところ個人的な上半期よかった盤は、デジタルリリースも入れて少なくとも洋楽1枚、邦楽2枚あります。書ききれるかな.....(書きたい) リリース後の新譜レビュー、上半期ベスト、(できたらもちろんやりたい)下半期ベスト、ていうか年間ベスト、ライブレポ、プレイリスト作ってみた話、.....などなど、音楽ネタだけでも書きたいことが多すぎるし、書こうと思えば尽きないですね。

それ以外の話も、過去の反省の話とか、生活の話とか、5つくらい溜まってるので あちこち前後して話すかもしれません。 ていうかまず、フジロックのレポ書くの終わらせなくちゃ。Number Girlの良さをじっくり書こうとしたら何故かサイコー!アリガトー!!みたいな日本語覚えたてのメモしか残ってなくて、ほんとに最高なものの前での自分の語彙力無さに気づいてしまって。もう少々、刮目してお待ちくださいね。 

 ああ音楽を聴いてたのしめる自分、幸せだなあ。


<今日のひとこと> 

 ふと思ったことをすぐ載せられるくらい、noteを軽いタッチで載せられるようになりたいなあ~本業ではないけども~!

これからもサイコーな音楽を聴いてnoteにします!よろしくお願いしますᕦ(ò_óˇ)ᕤ