もうすぐ✖️がつく、ある女の話。
「離婚」
自分には関係ないと思っていた言葉。
それが迫っている…
30歳で結婚。京都から東京へ。まだ子供はええかな〜っとタカをくくって毎日デート気分で楽しく過ごしていた。(京都は四条河原町付近だけが街だが、東京には無限に街があり店があるのでどこへ行っても旅行中みたい)
夫とは高校生の時、友達に紹介されてデートしていた間柄。
大人になって、10年ぶりに再会したらスルスルと恋に落ちた。
彼は京大卒の理系博士 コミュニケーション苦手系ロボット男子。
こちらはアホ大卒の魚屋育ち人情派直球系食いしん坊女子。
凸凹具合がお互いに楽しくて、全然飽きひん✨毎日が新鮮❤️あたしら苦手なところはカバーしあえる最高のパートナーやん♩キャハ❤️
海外赴任も夢ちゃうし…シリコンバレーあたりでのんびり子育てして、でっかいフワッフワの犬飼って海でお散歩して週末はワイナリー?ぐふふふふっとまぁまぁ有頂天で過ごしていた。3年、4年があっという間に過ぎ、相変わらず仲はいいが、子供はいない。そろそろ?っと打診してみるも、やんわり流される日々。あれ?また1年経った。あれ…?
そして6回目の結婚記念日を目前にしたある日、彼が言った…
「別れたい」
「…オレ、ギタリストになる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
これは平成の最後に起きた、「本当にあったこわい話」です。
36歳目前にして、無職の私は世にリリースされるはこびとなりました。
…なんでやねん!
とりあえずnoteを始めることから、新しい人生を準備しております。
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